30ユーロで晩ご飯122 [お料理実践編]
月曜日は恒例の節約晩ご飯シリーズ。
30ユーロ以内で、4人分の晩ご飯をフルメニュー(前菜+メイン+デザート)で作ってもらいます。
今回のチャレンジャーは栄養士のカリーヌさん。身体に良い晩ご飯を作ってくれるそうです。
では、スタート!

下記写真をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2021年1月9日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
リポーターさんと一緒に市場にやってきた金髪の女性がカリーヌさんです。
年末年始の暴飲暴食で身体の中にたまった余計なものや身体に良くないものを追い出してくれる料理を作ってくれるそうです。
では30ユーロを渡して材料を揃えていただきましょう。
いつものように、まずは八百屋さんへ。カボチャ、ネギ、ニンジン、ジャガイモ、玉ねぎ、にんにくを購入。ネギは緑の部分を切ってもらって重さを軽くしてもらいました。何しろ全部計り売りだから安く上げるためには軽くする必要があります。
それはさておき、デザート用にオレンジとミントの葉も購入しました。これが合計で15.72ユーロで残りは14.28ユーロ。
次は、鶏肉屋さんにやってきました。低カロリーのささみ肉を購入。これが9.18ユーロで、残りは5.10ユーロ。
最後に香辛料の調達が残っています。シナモン、ナツメグ、ショウガ、ココナッツミルクを購入。これが全部で4.36ユーロ。
手元に残ったのが・・・0.74ユーロで予算内に収まりました。では、カリーヌさんのキッチンで調理の開始!
まずは前菜。
カボチャは皮付きのままスライスしたら一口大に、玉ねぎはスライス、ジャガイモは皮をむき一口大に。これを順番に鍋に入れたら、スライスしたショウガを加え、ナツメグを鍋の上からすりおろします。火が通ったらミキサーにかけたら、カボチャとジャガイモのヴルテの完成。
カボチャは食物繊維とビタミンを多く含んでいるため身体を元気にしてくれるとか。そしてショウガは消化を助けてくれます。
では次はデザートを作りましょう。
オレンジの皮をスライサーで千切りにします。残った皮を全部切り取って輪切りにします。こんな風に器にもりつけたらシナモンを上からおろして、ミントの葉をトッピング。ビタミンたっぷりのデザートの出来上がり。
最後はメイン料理。
フライパンに菜種油を引いたら、刻んだネギと玉ねぎを炒めます。火が通ったところでココナッツミルクを加え煮詰めます。別のフライパンでささみ肉と千切りのニンジンを炒めます。盛り付けはこんな感じ。
確かに、身体に負担をかけない健康的な晩ご飯になりました。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、今年はじめから飲み続けているビタミン剤は大して効いてない。なにしろ知らない間に10日も前から飲んでいた犬のノミ取り薬の効果に比べたら・・・」
VDM(Vie de Merde)より
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