白いチーズのタルト [フランスのお菓子]
この二週間ほど、パソコンの前で仕事を始めると必ず背中から首・肩にかけてカチコチに固まった感じになって不愉快だったのが、やっと普通に戻った。
MRIの検査を受けたからかしら???何しろあれは磁気だから・・・。んなこたぁ〜ないか
それはそうと、東京の新規感染者数がやっと1000人を切るようになった。希望の明かりが少し見えてきたような・・・。
お願いだからもう増えないでくれ!
さて、本日も甘いお菓子もお話。
下記写真をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2020年1月26日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
ここはアルザス地方の小さな村カイザスベルク。
とあるお菓子屋さんに入ってみると、こんなふわふわのタルトが置いてありました。
アルザス地方の名物お菓子フロマージュ・ブランのタルトです。
ナイフを入れるとこんな感じ。ふわふわで軽いのですが、味わいは濃厚です。
数百年前に、ユダヤのお菓子をヒントに生まれたタルト。クグロフやブレッツェルほどは有名ではありませんが、歴史あるお菓子の一つです。
「レモンや洋梨を入れたりしますよ」と女性。
「キッシュに漬け込んだ干しぶどうを入れます」と男性。
それぞれの家庭によって様々な風味になるようです。
では、本物のタルトを求めて、雪の中のとある農場を訪ねてみると、マリー=エヴさんが取材班を迎えてくれました。
ここで作られているのがフロマージュ・ブラン(白いチーズ)。搾りたての白い牛乳がその原料。
この農場のフロマージュ・ブランを使って、マリー=エヴさんがタルトを作ってくれます。
まずは砂糖と玉子を混ぜ合わせます。そこにチーズを加えさらによく混ぜ合わせます。
型にバターをよく塗って、硬めの生地パット・ブリゼをしき、そこに先ほど作ったクリームをのせて広げます。これをオーブンで焼いたら出来上がり。
白ワインは、ピノ・グリ(pineau gris)というぶどうの品種で作られたものが合うそうです。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、最低でも一本380ユーロはする白ワインを飲むという稀有な機会に恵まれた。グラスを持って飲もうとした瞬間、手が滑ってひっくり返してしまった。覆水盆に返らず」
VDM(Vie de Merde)より
コメント 0