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30ユーロで晩ご飯125 [お料理実践編]

 月曜日は恒例の節約晩ご飯。

 30ユーロ以内で、4人分の晩ご飯をフルメニュー(前菜+メイン+デザート)で作ってもらいます。

 今回は、ブルターニュでクレープ店を営むシェフがソバを使ったクレープ料理にチャレンジしてくれます。

 ではスタート。

Paris_PointeDR.jpg


下記写真をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2021年1月30日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。

20210201.jpg

 こちらはソバの製粉所。毎日1.5トンのそば粉を製粉しているそうです。

 そこへやってきたのが本日のチャレンジャーのステファヌさんです。この方、フランスの最優秀クレープ料理人に選ばれたそうです。

 早速、30ユーロを渡して材料を揃えていただきましょう。

 こちらの製粉所、地元で栽培されたソバを粉にしているそうです。

 「ソバの実がなることには畑が真っ赤になるんです」と製粉所の方。

 ここでソバ粉とソバの実を購入。これが3ユーロ。

 残り27ユーロを手に市場にやってきました。まず向かったのは魚屋さん。魚と貝とカニの爪を購入。これが9.50ユーロで、残りは17.50ユーロ。

 次は八百屋さんにやってきました。チャービルの根、マッシュルーム、リンゴ、ニンジン、エシャロット、エストラゴンを購入。これが8.10ユーロで、残りは9.40ユーロ。

 それにしても、材料からはどんなクレープ料理になるのか想像がつかない!

 さて、最後は生地作りに欠かせない材料、玉子と牛乳を購入。これが3ユーロで残りは6.40ユーロ。

 お買い物は終わりかと思ったら、途中で、バターとベルガモットと地ビールを購入。これが6ユーロ。

 予算は大丈夫か?0.40ユーロが残りました。セーフ!ではお店の厨房で調理の開始!

 そう言えば、2月2日の明日はキリスト教の聖燭祭。この日はクレープを食べる習慣があるのでした。

 それはともかくとして、まずは生地作り。ソバ粉に玉子、塩、牛乳、水を加えてよく混ぜ合わせます。このソバ粉の生地作り、簡単そうでかなり難しいらしい。

 生地ができたところでリポーターさん、焼くのにトライしてみましたが・・・穴ぼこだらけ。ここはプロにまかせましょう!

 野菜は蜂蜜とビールで煮込みます。この野菜をクレープの上に並べたら、マリネした魚のカルパッチョをのせてメイン料理の出来上がり。

 次は・・・なんと鍋の中でポップコーンのようにふくらんでいるのはソバの実。こんなことになるとは知らなかったあ〜。

 これはちょっと横においといて、前菜を作りましょう。茹でたソバの実とカニの身を混ぜたものにマッシュルームのスライスを添え、ソースをかけました。詳しい説明がないので作り方もはっきりしないけど、そんな感じ。

 最後はデザート。イル・フロタンの変形で、メレンゲにリンゴのコンポートをのせ、アングレーズソースをかけたら最後のソバの実のポップコーンをトッピング。

 これでフルメニューのソバづくしの食事が出来上がりました。


******* フランス人のつぶやき *******

「今日、古い家で暮らすブルターニュっ子の私は、雨の音で目が覚めた。枕に雨が降ってきた!」

VDM(Vie de Merde)より


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