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ホテル対Google [トピックニュース]

 文春オンラインのあの音声はちょっとすごい。越後屋とお代官様の会話とは言えないけど、それを彷彿とさせる。どうやって録音したのやら・・・。

 さて、今や恒例となったWHOの世界コロナ感染状況リポートが更新された。2月14日までの一週間の新規感染者数は(カッコ内は前回の数字)(百の位は四捨五入):

英国:97,000人(134,000)

ロシア:10,500人(117,000)

ドイツ:51,000人(68,000)

イタリア:86,000人(83,000)

スペイン:50,000人(82,000)

フランス:128,000人(136,000)

イスラエル:36,500人(39,000)

日本:11,000人(17,000)

 イタリアだけ増加。イスラエルは国民の40%がワクチン接種済みらしいけど、そう急激には感染者は減少しないらしい。

 日本も期待してたほど減ってない。なんで減らないんだろうなあ。こんなに自粛してるのに・・・。

 それはともかくとして、このコロナ感染で大打撃を被っているホテル業界ですが、フランスではこんな事件が起きていました。

Paris_Paris.jpg


下記ウィンドウをクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局France 3で2021年2月17日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 こちらはパリにあるホテルFrance Albion。Googleの評価では4つ星ですが、フランス国内での正式な格付けは2つ星です。

 「うちのホテルは4つ星ではありません。2つ星です。このGoogleの評価を見たお客さんが、わあ4つ星に泊まれると思って来てみたら2つ星だったとがっかりされてしまうんですよ。うちはそもそもが2つ星なんです」と支配人。

 そんなわけで、利用者のコメントを元に格付けを行っていたGoogleを、多くのホテルが訴えた結果、Googleは和解金100万ユーロを支払うことになったとか。

 Googleは「我々はDGCCRF(フランスの担当局)と和解し、Google上でフランスの公式格付けのみを反映させるために必要な修正を行った」と発表しました。

 フランスのホテルの格付けには明確な指標が設けられています。部屋の広さ、バスルームがあるかどうか、設備の充実度など、その指標は250もあるそうです。

 確かに、フランスのホテルに泊まると違いがわかる。4つ星、5つ星には泊まったことがないからわからないけど、確かに2つ星と3つ星では違いがはっきりわかる。

 「Googleの格付けはすぐ見えるところに表記されていますが、フランスの正式格付けは、その後ろの方に小さく出てるんです。利用者はそんなとこ見ませんよ」とホテル・レストラン組合の会長さん。

 このホテル対Googleの戦いは10年も前から続いていたそうです。今年になってやっと終戦となりました。


******* フランス人のつぶやき *******

「今日、彼女の誕生日をお祝いするのにノルマンディのおしゃれなホテルを予約した。しかし、朝の4時、僕は駐車場の自分の車で寝ることに・・・。なにしろ僕のいびきがすごくって彼女が眠れないって言うんだ[あせあせ(飛び散る汗)]

VDM(Vie de Merde)より


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