30ユーロで晩ご飯130 [お料理実践編]
月曜日は恒例の節約晩ご飯シリーズ。
30ユーロ以内で、4人分の晩ご飯をフルメニュー(前菜+メイン+デザート)で作ってもらいます。
今回はフランス中部の都市クレルモン・フェランでレストランを営むシェフが、キャベツづくしの料理にチャレンジしてくれます。
ではスタート。
下記写真をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2021年3月13日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
この時期、さまざまな種類のキャベツが店頭に並びます。しかも、お値段もリーズナブル。
では、シェフのジェロームさんに30ユーロを渡して材料を揃えていただきましょう。
ロマネスコを手に取るシェフ。これもキャベツの仲間です。前菜用に茹でてピュレにするそうです。そしてこのシワシワのキャベツはメインの詰め物料理に使います。これが全部で5.50ユーロで残りは24.50ユーロ。
次はお肉屋さんにやってきました。豚肉600グラムをミンチにしてもらいました。これが4.12ユーロで残りは20.38ユーロ。
次は屋内の市場にやってきました。八百屋さんでニンジン、玉ねぎ、ニンニク、パセリ、マッシュルームを購入。合計で4.63ユーロ。残りは15.75ユーロ。
また乳製品のお店で、デザート用に牛乳とマスカルポーネを調達。これが6.50ユーロで残りは9.25ユーロ。
予算がまだ残っているので、魚屋さんで燻製の魚を一切れ購入。前菜に加えるらしい。これが3,20ユーロで残りが6.05ユーロ。
さらに、生産者が直接届けてくれたのが玉子と葉物野菜。これが5.50ユーロ。
で、わずかに0.45ユーロが残って予算内に収まりました。では調理の開始!
まずはメインのキャベツの詰め物料理から。
キャベツの硬い部分をとって湯がいたら、中に詰める具を作ります。ニンジン、玉ねぎ、マッシュルーム、パセリなどの野菜をみじん切りにしてお肉に混ぜ合わせます。ボールにキャベツの葉を敷いては具をのせを何回か繰り返します。最後にキャベツの葉で蓋をしたら蒸し焼きにします。
次は前菜。
野菜の芯や皮を煮てブイヨンにしたらミキサーにかけてこし器でこします。ピュレにしたロマネスコの上にポーチドエッグをのせ、先ほどのスープを加え、最後に燻製した魚のスライスをのせたら出来上がり。ロマネスクはスライスしたものも使っているようですね。
最後はデザート。
牛乳を火にかけ、キャベツの葉とコーヒー豆を入れて煮ます。出汁がとれたこの牛乳に砂糖と玉子を加えてカスタードクリームを作り、マスカルポーネを加えたら泡立て器でホイップ。これを小型のシューに絞り出したら出来上がり。
デザートにキャベツを使うとは!クリームのお味が気になります。そしてキャベツの詰め物料理は家でも作れそうです。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、プチ・シュークリームを食べている夢を見た。その間、ずっと耳栓をかみ続けていたらしい」
VDM(Vie de Merde)より
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