大潮でよみがえる絶景 [ノルマンディー地方]
今日から4月。コロナ感染は未だに続いている。去年の今頃、すでに在宅勤務が始まっていたっけ。
恒例のWHOの世界コロナ感染状況が更新された。3月28日までの一週間の新規感染者数は(カッコ内は前回の数字)(百の位は四捨五入):
米国:422,000人(374,000)
英国:38,000人(37,000)
ロシア:63,000人(66,000)
ドイツ:90,000人(69,000)
イタリア:113,000人(154,000)
スペイン:20,000人(12,000)
スウェーデン:30,000人(27,000)
フランス:254,000人(205,000)
イスラエル:4,000人(7,000)
日本:11,000人(9,000)
全体に増加傾向。欧州ではフランスの感染拡大が目立つ。
因みに、スペインに入国するためにはPCR検査陰性の証明が必要。
さて、本日は久しぶりにモン=サン=ミッシェルのお話です。大潮で孤島になった姿をご堪能ください。

下記写真をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2021年3月30日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
何度見てもこの姿は美しい。大潮で完全に陸から遮断されて島になりました。
「この景色が見られて満足です。何度も見られるものじゃないですからね」と女性。
確かに、あの橋が届いてる辺りが水没してますね。
しかも、水面にその姿が映ってます。日本で逆さ富士って言うけど、まさに逆さモン=サン=ミッシェル。
「水没して島になり、元の姿を取り戻したモン=サン=ミッシェルをみられるなんて素晴らしいことですよ」
大潮でこの姿になるのは年に2〜3回だけ。
ものすごい勢いで潮が満ちてきます。ぼやぼやしてると飲み込まれそう。地元の人でも大潮には油断できません。
「潮の満ち引きには気をつけていますよ。ここまでのスピードで満ちてくるのはとても危険ですからね」と地元の男性。
この方、謎の重機を操縦してますが、なんの重機???
こちらのカップルはこの貴重な瞬間をひと目見ようと朝早くに起きてやってきました。
「これは本当に神秘的です。ほとんど人の姿もありませんから、世界と切り離された感じです」
島に住んでいる人もいますが、こちら側からは人の姿は見えません。
一方、こちら側には、この瞬間を見るために30人くらいの人たちが集まってきたそうです。
いつもと違う姿は地元の人たちにとっても魅力的なようです。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、彼と一緒に海にやってきた。『今って引き潮?それとも満ち潮?」と聞くと、彼が言った。『満ち潮にきまってんだろ。波が陸地に向かって来てるんだから』・・・」
VDM(Vie de Merde)より
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