フランスでも花見 [ペイ・ドゥ・ラ・ロワール地方]
ぼやぁ〜とした春の日は、頭までぼやぁ〜とさせてしまうらしく、どうも今ひとつやる気になれない・・・特に仕事は。やれやれ。
東京のコロナ新規感染者はじわじわ増えて嫌な感じだ。いつ爆発するともしれず不気味。
そろそろもういいだろうと気を緩めると必ず後でしっぺ返しが来る。たちの悪いウイルスだ。なんの影響も受けていない植物が羨ましくなる。
今年は近くの公園で満開の桜をゆっくり見物することができた。もちろん桜の木の下を歩くだけ。少し風もあって、ハラハラと花びらが落ちるのも風情があって良かった。
さて、フランス西部の小さな村にあるオリエンタル公園でも桜が満開のようです。

下記写真をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2021年3月28日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
広い敷地に何本も桜が咲いています。全部で30本あまり。日本の桜にそっくり。枝垂れ桜もありますねえ〜。
ここなら桜を見ながら飲食オッケー。宴会は駄目でしょうけど、ピクニックなら大丈夫そうです。
「3〜4時間くらいこうしてすごしてしまいます。とてもリラックスできるんですよ」と男性。
おっ、こちらのカップルは日本と同じようにブルーシートを敷いてお花見。ブルーは空の色と同じだそうです。
「満開の桜の樹の下で食事をして春をお祝いするというのが伝統なんだと思います」と女性。
日本では桜の開花は神聖なもの。神々が山から降りてきて花の中に隠れるのです。それは五穀豊穣を意味しています、とナレーター。
ええっ、そんな話初めて聞いた。結構、いい話ですね。
桜は洗練された美であり、はかなさのシンボルです。長くて2週間もしたら風に吹かれて散ってしまいます。
この公園の桜は適当にあちこちに植えられているわけではありません。近くの湖から水を引いて小川を作り、その川に沿って植えられているのです。
なんか日本の庭園にそっくり。赤い太鼓橋や鳥居もあります。日本とは違う雰囲気もありますがよく出来ています。
この公園には種類の異なる桜が植えられており、4月中旬くらいまで花見が楽しめるそうです。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、1ヶ月足らず前に植えたばかりのリンゴと桜の木が、小枝の塊になっているのに気がついた
子どもたちが原始人ごっこで焚き火をするのに使うんだと
」
![[がく~(落胆した顔)]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/142.gif)
![[もうやだ~(悲しい顔)]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/143.gif)
VDM(Vie de Merde)より
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