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30ユーロで晩ご飯133 [お料理実践編]

 月曜日は恒例の節約晩ご飯シリーズ。

 30ユーロ以内で、4人分の晩ご飯をフルメニュー(前菜+メイン+デザート)で作ってもらいます。

 今回は、復活祭に因んで、チョコレートを使った料理。チャレンジしてくれるのは、フランス北部の都市リールでレストランを営むシェフ、セバスティアンさん。

 ではスタート!

Paris_Lille02.jpg

下記写真をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2021年4月3日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。

20210405.jpg

 シェフとの待ち合わせはショコラティエで。

 デザートだけでなく全部の料理にチョコレートを使うなんて本気?

 「もちろんですよ。まずはチョコレートを調達しましょう」とシェフ。

 まず、前菜に使うチョコレートは、お店の方のおすすめでエクアドール産カカオ76%の少し苦味のあるものしました。もう一つも同じエクアドール産ですが、こちらはデザート用の甘いチョコ。合計で9.80ユーロ、残りは20.20ユーロ。

 次は市場に向かいます。最初に訪ねたのは魚屋さん。購入したのは帆立貝4つ。これが5ユーロで残りは15.20ユーロ。

 次はお肉屋さんにやってきました。このカモのフィレ肉を10ユーロで購入。

 残り5.20ユーロを手にやってきたのが八百屋さん。ほうれん草とチコリを購入。そう言えば、そろそろチコリの季節です。合計で1.80ユーロで、残りは3.40ユーロ。

 最後に玉子とバターを買ってお買い物は終了です。では調理の開始!

 まずはデザートから。

 湯煎で溶かした甘いチョコにバターを混ぜ合わせたら、玉子の白身を泡立てたメレンゲを加えます。これを8分ほどオーブンに入れたら出来上がり。このデザート、ある料理人が作って失敗したと思いながらも食べてみたら美味しい!失敗じゃなかった、成功だ!となって生まれたお菓子だそうです。

 次は帆立貝を使った前菜。

 貝柱さっと炒めて殻のお皿に盛り付け、サバイヨンムースで覆います。その上から、苦いチョコレートをおろしてふりかけたら出来上がり。

 最後はメインのカモのヒレ肉。

 フライパンでフィレ肉の両目に焦げ目が付くくらいに焼いたら、別のフライパンで焼いていたチコリの上にのせて更に火を通します。ほうれん草も同じようにフライパンで炒めます。

 お肉にかけるソースを作ります。ここでチョコレート登場。細かく砕いた苦いチョコにビネガー、塩、オリーブ油を加えよく混ぜ合わせます。最後にエスプレット産唐辛子を適量加えたら出来上がり。これをお肉の上にたっぷりかけます。

 う〜む、どんなお味なのか想像できない・・・。


******* フランス人のつぶやき *******

「今日、チョコレートムースを作るために卵白を泡立てていたら、手首の骨が折れた[ふらふら]

VDM(Vie de Merde)より


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