コロナ禍の欧州 [トピックニュース]
買い物の帰りに近くの公園を通ったところ、梅の木に小さな実が付いているのを発見。その傍らではツツジがぼちぼち咲き始めていた。
そして線路の土手に枯れ枝みたいに並んでいたあじさいに緑の葉が出始めた。自然は青葉若葉の季節へと歩み続けているようだ。
さて、恒例のWHOの世界コロナ感染状況が更新された。4月4日までの一週間の新規感染者数は(カッコ内は前回の数字)(百の位は四捨五入):
米国:445,000人(422,000)
英国:28,000人(38,000)
ロシア:61,000人(63,000)
ドイツ:113,000人(90,000)
イタリア:138,000人(113,000)
スペイン:9,000人(20,000)
スウェーデン:27,000人(30,000)
フランス:245,000人(254,000)
イスラエル:1,600人(4,000)
日本:16,000人(11,000)
スペインの減り方に注目。数週間前に高齢者施設でのワクチン接種が進んでいると言うニュースを聞いたが、その影響か?
本日は欧州の現状を見てみましょう。

下記写真をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2021年4月6日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
こちらはフランスの国境に近いドイツの都市ザールブリュッケン。気温はほぼ0℃で雪もちらついていますが、飲食店のテラス席はお客で埋まっています。
今週の火曜日からテラスでビールを飲むことができるようになりました。映画館も再開したとか。但し、この自由も条件付き。24時間以内のPCR検査で陰性が証明されていなくてはなりません。
「残念な天気ですが、この日が来るのを楽しみにしてました」と男性。
ドイツは感染者数がフランスの3分の1。地域によっては多くの業者が営業を再開しています。
さて、今年になってからの欧州各国の状況をおさらいして見ましょう。
まずは英国。1月始めのピークには10万人当たりの感染者数は880人でしたが3ヶ月あまりの厳しい外出制限で今ではこれだけ減少しました。因みに青線はフランス。
英国と同じように1月に急増し現在は通常に戻ったのがポルトガルです。こちらは2ヶ月外出制限が続きました。
次はドイツ。ピークはあったものの他国よりは抑えられており、現在はほぼ正常のレベルにまで持ち直しました。
こちらはスペインのバルセロナです。すいぶんと開放的な雰囲気が漂っています。数カ月間は地域間移動が禁止されましたが、学校も飲食店も閉鎖されることはありませんでした。マスクの着用もフランスほどの厳しい制限は課されていませんでした。
「マスクしている人があまりいないでしょう。皆、忘れてしまったんです」と女性。
そんなことして大丈夫かな???ちょっと気を緩めるとコロナはすぐにまた襲ってきますぞ!と言いたくなってしまう。
欧州は半分以上が厳しい外出制限を続けてきました。フランスとその他数カ国はまだそれが続いています(赤い地域)。
ポルトガルは月曜日からテラス席での飲食が解禁になりましたが、第4波を阻止するために観光客は一定期間の隔離が義務化されているそうです。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、ハローワークで働いている。ある求職者が約束の時間に来られなかったことを侘びながら言った。『何しろ昨日、PCR検査で陽性になったもんでね』
」
![[がく~(落胆した顔)]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/142.gif)
VDM(Vie de Merde)より
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