ピッツァルドーネ [イタリア]
最近、元都知事や元総理がメディアに顔を出してあれこれ発言されておられますが、わが家では「引っ込んでろ!あんたがたにはもう出る幕はないんだよ!」となっている。ああ、すっきりしたあ〜。
さて、東京都は非常事態宣言が延長になった。それで気になるのがジムの休業。
休業要請が出た場合は5月31日まで休みとなる。で、近所のジムは5月一杯で閉館。ということは、つまり、早めに終わりになるってことじゃないのか?
恐れていた事態になりそうだ。もうあのプールで泳げないのか・・・やれやれ。在宅で仕事を終えたあとにさっと泳ぐのが何よりのストレス解消だった。何か別の方法を考えなくてはならない。
それはさておき、本日はイタリアの首都ローマのお話。最近、交通整理のおまわりさんが復活したとか。
下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局France 3で2021年5月6日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
こちらがそのおまわりさん。なぜだか懐かしい感じがします。
「オーケストラの指揮者みたいなものなんです。”止まれ”はこうやります。そして”通れ”はこう」
レトロの復活とは言え、最新のテクノロジーも使っています。
レストランの入り口辺りにおかれたこの箱。開けてボタンを押すと、お立ち台が自動で上がってきます。
このお立ち台、かつては木製でした。そのためよく盗難にあっていたそうです。人気なんですね。
久しぶりに見るおまわりさんの姿を写真に収める人たちもいます。
「あの映画の中のおまわりさんを思い出しますね。ローマのおまわりさんと言えば、あの映画のイメージが世界中に知れ渡ってますからね」と男性。
「通りすがりの人があれを見て、『ああ、ピッツァルドーネだ!』って言いますよ。アルベルト・ソルティの映画で有名ですからね」
この映画監督が1960年代にピッツァルドーネ(巡査)を一躍人気者にしたのでした。
1920年代に登場したピッツァルドーネは、横断歩道のど真ん中に立って仕事をしていました。渋滞しちゃって大変ですねえ〜。
ピッツァルドーネには女性もいました。かつてこの仕事をしていたというのがこの赤毛の女性。
「6ヶ月ほどここに立ちました。そりゃあ素晴らしかったですよ。この仕事が出来て本当に良かったと思いました」
ローマ市の警官になってお立ち台に上がるためには、まずは試験に合格しなくてはなりません。
ピッツァルドーネ、軽く手をふる感じで、動作が大げさじゃないのがいいですね。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、午前8時、二人の警官がわが家を訪ねてきた。4才になる息子が怒って何分も声を張り上げたせいだ。ご近所の皆さま、警察への通報、恐れ入ります」
VDM(Vie de Merde)より
コメント 0