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国境でプチ・パーティー [その他の国]

 映画「ターミネーター1」のターミネーターは本当に怖い。昨日、テレビでやっていたのを見てつくづくそう思った。

 しかも、古典的な手法で笑っちゃう反面、そのせいでハラハラ・ドキドキさせられる。こういうのは今も昔も変わらないらしい。

 公開が1984年だから、今からもう40年近く前のことだ。なんかちょっと信じられない。

 それはさておき、コロナ感染拡大防止対策中の北欧で、こんな事が起きていました。

Svinesund橋.jpg


下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2021年5月17日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 ノルウェーに住むオラさん、毎週土曜日には荷物を抱えてスウェーデンとの国境へ向かいます。

 目的は、スウェーデンに住むポンチュスさんに会うため。

 二人は双子の兄弟。コロナ前までは自由に国境を行き来していましたが、今は国境をまたぐことは禁止されています。

 しかし、この橋の上の国境なら、ハグはできないもののソーシャルディスタンスさえ取っていれば、普通に会うことができます。

 「国境を超えることはできません。向こうもこちらも国境から1メートルあけて腰をおろします。おっと、ちょっと近すぎましたかね。間に2メートルは開けなきゃならんのですよ(笑)」とオラさん。

 そんなわけで、二人は毎週それぞれの国旗を持ってこの橋にやってきては会話を楽しむことにしたのです。

 これをマスコミが見逃すはずはありません。私も同様[あせあせ(飛び散る汗)]

 それぞれの国の新聞に取り上げられ、この写真が世界中に広まりました。

 「ここでオラに会うことはちょっとしたパーティーなんですよ。なにしろ私たちは双子ですからねえ」とポンチュスさん。

 二人は一ヶ月ほど前にここで73歳の誕生日をお祝いしたそうです。

 コロナ禍の前までは、毎週お互いの家を行き来していたらしい。それをやめるわけには行かないと、この橋の上で会うことにしたそうです。

 どうもノルウェー人の中にはスウェーデンに夏の別荘を持つ人たちがたくさんいるようです。物価もスウェーデンは安いとか。

 気軽に国境を超えることができなくなり、不便を感じている人たちもいるようです。

 感染が収束して自由に行き来できる日がやってくるといいですね。


******* フランス人のつぶやき *******

「今日、うちのワン公の誕生日。私の誕生日のときよりも、たくさんのお祝いのメッセージが届いた[あせあせ(飛び散る汗)]

VDM(Vie de Merde)より


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