30ユーロで晩ご飯141 [お料理実践編]
月曜日は恒例の節約晩ご飯シリーズ。
30ユーロ以内で、4人分の晩ご飯をフルメニュー(前菜+メイン+デザート)で作ってもらいます。
今回は、イタリアのナポリで活躍するシェフ、サルヴァトーレさんが、ナポリ料理でチャレンジしてくれます。
ではスタート!
下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2021年6月5日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
ここはナポリにあるポルタ・ノラーナ市場。まずはテラスでコーヒーを一杯飲んでから始めるようです。シェフはあつ〜いコーヒーを飲むのが習慣らしい。
では30ユーロを渡して材料を揃えていただきましょう。
タコと格闘する魚屋さんにやってきました。とは言ってもタコを買うわけではありません。買うのは、ムール貝とカタクチイワシ。これが合計で8ユーロ、残りは22ユーロ。
ナポリには地域ごとに市場が2〜3箇所あるそうですが、野菜と果物を求めて別の市場にやってきました。ここにはシェフが洗礼を受けた教会があるとか。
それはともかく用事があるのは八百屋さん。2種類のチェリートマト、花つきズッキーニ、レモン、ミント、そして2種類のバジル、さらにイチゴも購入。これまた合計で8ユーロで、残りは14ユーロ。
最後は、こちらの食料品店で、パスタ、小麦粉、チーズ、油、玉子、牛乳、生クリームを購入。これが全部で12ユーロ。手元には2ユーロも残りました。では調理の開始!
こちらがシェフのレストランMimi alla Ferrovia。三代に渡って続けられてきたお店のようです。サルヴァトーレさんがシェフになったのは4年前。壁にはマラドーナの写真が飾ってあります。ということは、マラドーナがここにきたってことですね。
それはさておき本日の料理です。まずは前菜のイワシ料理から。
イワシは開きにしてレモンの皮で味付けしたら、小麦粉をさっとかけてバジルの葉をのせ、その上からイワシをのせてサンドイッチにします。これに、小麦粉、玉子、炭酸水で作った衣をつけ、パン粉をまぶし油で揚げます。お皿に盛り付けたら、にんにくとミントをビネガーにつけたものをトッピングして出来上がり。
次はメインのパスタ料理。
赤いチェリートマトは半分に切ってオーブンで焼きます。黄色のチェリートマトは鍋で火を通します。どうもこれらがソースになるらしい。ここに蒸したムール貝の身とアルデンテでゆでたパスタを加えてソースを絡めます。こうして出来上がったのがカラフルなパスタ料理。緑のソースはチーズとバジルのソース。
最後はデザート。
まずは、ホイップした生クリームとカスタードクリームを混ぜ合わせます。なんだかすごく贅沢なクリームって感じですね。ちょっと古くて固くなってしまったブリオッシュをさっと焼いてやわらかくしたら、先程のリッチなクリームをたっぷり絞ってイチゴとミントの葉をのせます。
では、ワインをお供にナポリ料理をいただきましょう!
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、彼女が料理を始めた。トマトと水を混ぜて電子レンジに放り込んだ。トマトソースを作るらしい・・・・」
VDM(Vie de Merde)より
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