外出派、自粛派 [トピックニュース]
自宅から至近距離にあるジムが閉館してしまい、仕方なく、少し足を伸ばして中学校に隣接する建物の地下にあるプールで泳いでみた。
区が運営している施設のため料金は格安。1時間で240円。一日利用でも500円しない。
もちろんお風呂やサウナはないし、一人一人が座ってドライヤーがかけられるお部屋もない。シャンプーしたり石鹸で体を洗うのは禁止。
ただ、ドライヤーが2つ、脱水機が1台置いてあって、設備には文句なし。温水のシャワー室もあってついついシャンプーしたくなる。
問題はプールの混み具合。コロナ禍なのにこんなに接近して泳いでいいのかと疑問に感じるほどだ。今となっては、あのジムのプールは天国のようなところだった・・・。
それはともかくとして、厳しい外出制限が段階を追って徐々に解除されているフランスですが、皆が皆、大喜びで外出しているわけではなさそうな・・・。
下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2021年6月4日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
外出制限解除で自由を手に入れた市民の皆さん、外出を楽しんでいらっしゃるようです。カフェのテラス席で飲食したり買い物にやってきたり。
「でかけるのに躊躇はありませんでしたよ。すぐに出てきました」と男性。
しかし、皆が皆そういうわけではないらしい。
「私は家にいる方がいいわ。レストランやバーには行かないです。買い物はネットですませます」
「それほど急いで外出しようとは思わないですよね。人混みを見るとちょっと怖いですし」
医学関係の画像処理の仕事をしているセバスティアンさんは一年あまりテレワークを続けていますが、むしろ今の生活の方が良いとか。家のことや庭の手入れなどに時間をさくことができるようになったそうです。
しかし、奥様や17歳になる娘さんはそうではなさそうです。二人はもとの生活に戻ってあちこち旅行がしたいとおっしゃっています。
「解除になった時はほっとしました。友達と再会できるし、新しい出会いもあるからです」と娘。
セバスティアンさんはといえば、この安全な場所から外に出るのはやはり少し怖いそうです。
「家にいることに慣れてしまったのかもしれません。なので外に出るというのがどうもしっくりこないんです」
私もセバスティアンさんと似てるかも。テレワークに慣れてしまってコロナ禍の街に出ていくのが億劫に感じる時がある。それと同時にこのまま閉じこもっているのももううんざりで、状況は少々複雑。
「パパの仕事が終わった後に一緒にプールに行っていた時はすごく楽しかったんです」と下の娘。
やっぱり少しは家族で出かけたいですね。せっかくの制限解除です。今年の夏はコルシカ島に家族ででかけることになっているそうです。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、いい物件を見つけたので外出禁止解除後に引っ越すことになった。唯一の問題はというと、元愛人が引越し先のマンションに住んでること。妻は彼女を知っている。なんせ二人は友達同士だったから。今後のことが気にかかる・・・」
VDM(Vie de Merde)より
コメント 0