30ユーロで晩ご飯142 [お料理実践編]
月曜日は恒例の節約晩ご飯シリーズ。
30ユーロ以内で、4人分の晩ご飯をフルメニュー(前菜+メイン+デザート)で作ってもらいます。
今回、チャレンジしてくれるのはニースで料理教室をしているオードさん。ニース料理を作ってくれるそうです。
ではスタート!
下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2021年6月11日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
地中海をバックに、久しぶりにお料理が回ってます。美味しそうですねえ〜。
こちらがオードさんの料理教室。
「いいですか、皆さん。ニース料理に欠かせないのが玉ねぎです」
へえ、そうなんだ。
それはともかくとして、市場にやってきました。早速30ユーロを渡して材料を揃えていただきましょう。
まずは八百屋さんで、ズッキーニの花12輪、バジルひと束、ベビーリーフを購入。合計で4.60ユーロ。残りは25.40ユーロ。
次はメイン料理の材料を求めて魚屋さんにやってきました。海は直ぐ側ですからねえ〜、新鮮な魚介類が店頭に並んでいます。
購入するのはイワシ。1人3尾ずつで12尾購入。これが5.30ユーロで、残りは20,10ユーロ。どうやらイワシの詰め物料理を作ってくれるらしい。
中に詰めるのは、このフダンソウという葉物野菜。さらに、ワケギ、ニンニク、そしてデザート用にレモンも購入。これが合計で8.70ユーロで、残りは11.40ユーロ。
最後はパルメザンチーズを購入。これが3.20ユーロで、残りは8.20ユーロ。
思いの外、たくさん残ってしまいました。そこで、お料理の前の景気づけにニース名物ソッカを買って食べることになりました。ソッカはひよこ豆の生地を焼いたもの。これが2.90ユーロで、予算内で収まりました。では調理の開始!
まずは前菜のズッキーニの花の天ぷらから。
まずはお花を開いて虫などいないのを確かめましょう。小麦粉、コンスターチ、冷水で衣を作ったら、花に衣をたっぷりつけて油であげます。盛り付けはこんな具合。大きなお花にみえますね。真ん中にあるのはバジル。
次はデザートのレモン・タルト。
レモンの皮をおろしたら、そこに玉子、砂糖、レモン汁を加えてクリーム状にし、焼いた生地に詰めてお皿に盛り付けたらできあがり。
最後はメインのイワシの詰め物料理。
フライパンにオリーブ油を引いたら、刻んだフダンソウとニンニクを炒め、パルメザンチーズを加えます。これを、開いたイワシにのせてパン粉をまぶしてオーブンで焼いたら出来上がり。
かかった費用が24.70ユーロ(約3,300円)。1人1,000円弱ということになります。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、妻が風邪で寝込んでしまった。12才になる息子に晩ご飯は何が食べたいか聞いてみた。『パスタでいいよ。パパが失敗しないで作れる料理って、これしかないでしょ』』」
VDM(Vie de Merde)より
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