SSブログ

30ユーロで晩ご飯144 [お料理実践編]

 月曜日は恒例の節約晩ご飯シリーズ。

 30ユーロ以内で、4人分の晩ご飯をフルメニュー(前菜+メイン+デザート)で作ってもらいます。

 チャレンジしてくれるのは、ジヴェルニーにあるミシュラン星付きレストランのシェフ、ダヴィッドさんです。

 今回は晩ご飯ではなく、ピクニック用のお弁当を作ってくれます。

 ではスタート!

Paris_Giverny.jpg

下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2021年6月26日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 とある日曜日、シェフとリポーターさんがジヴェルニーのモネのお庭を散策中。

 ピクニックにピッタリのお庭!さあ、シートを広げてお弁当をいただきましょう。

 「ポテトチップスとイワシの缶詰はいかが?」とリポーター。

 「そんなんじゃあダメだよ」とシェフ。

 「それなら30ユーロを渡すから美味しいお弁当を作ってよ」とリポーター。

 そんなわけで二人は市場にやってきました。まずやってきたのが魚屋さん。イワシとタラを購入。これが8ユーロで残りが22ユーロ。

 次は乳製品のお店で、フロマージュ・ブラン、生クリーム、バター、玉子を購入。これが合計で13ユーロで、残りが9ユーロ。

 そして八百屋さんにやってきました。ミックスサラダ、ラディッシュ、いちご、ルバーブを購入。これが全部で9ユーロ。

 ということは、30ユーロちょうどで使い切りました。しかし、まだ必要なものが・・・。

 とは言ってもタダで手に入ります。ここはシェフの菜園。香りの良いパセリとデザート用にお花を頂いていきましょう。では調理の開始!

 まずはメイン料理から。

 イワシにオリーブ油をかけてグリルします。残りのイワシは、タラ、玉子の白身、生クリームと一緒にミキサーにかけてすり身にします。これをトースト用のパンに塗ってサンドイッチにしたら、バターを引いたフライパンでカリッと焼き上げます。その上に、さきほどグリルしたイワシをのせたら出来上がり。

 次はサラダ。これが前菜か?

 ミックスサラダに刻んだエシャロット・グリーズとスライスしたラディッシュを加え、ドレッシングで和えたら、こんなお弁当箱に詰めます。あのカマンベールチーズの箱と同じ?

 最後はデザートのチーズケーキ。

 フロマージュブランと生クリームと玉子を混ぜ合わせたら器に取り分け、50分かけてオーブンで焼きます。その間にルバーブのコンポートを作ります。これを焼き上がったチーズケーキに塗り、スライスしたいイチゴとお花をトッピングしたら出来上がり。

 ではモネのお庭にもどっていただきましょう。ポテトチップスとイワシの缶詰とは比べ物にならないステキなピクニック弁当になりました。


******* フランス人のつぶやき *******

「今日、お昼に外でサンドイッチを食べていると、かもめがダンボールをかじっているのが見えた。かわいそうに思いサンドイッチを一切れ投げたら、当たりどころが悪くかもめがぶっ倒れた[あせあせ(飛び散る汗)]

VDM(Vie de Merde)より


nice!(44)  コメント(0) 
共通テーマ:グルメ・料理

nice! 44

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。