30ユーロで晩ご飯145 [お料理実践編]
月曜日は恒例の節約晩ご飯シリーズ。
30ユーロ以内で、4人分の晩ご飯をフルメニュー(前菜+メイン+デザート)で作ってもらいます。
チャレンジしてくれるのは、英仏海峡に面したソンム湾にある町ル・クロトワでレストランを営むシェフ。この湾で穫れる食材を使った料理を作ってくれます。
ではスタート!

下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2021年7月3日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
こちらがソンム湾。海水浴を楽しむ人たちもいますが、今日の目的地はこちらの陸地。ここでなにか栽培されているようです。
シェフのフィリップさんが長靴を持って待っていてくれました。浅瀬を歩いていくと、あの畑に到着。
収穫しているのはアッケシソウと呼ばれる塩性湿地帯に生息する植物。海の香がして美味しいらしい。しかもビタミンが豊富でコレステロール値を下げる効果もあるとか。他にもアスター、ポンポンなどここで栽培されている野菜を4種類購入。これが7ユーロで、残りは23ユーロ。
あれ、いつの間に30ユーロを渡したのやら・・・。そんなことはどうでもいいか。お買い物を続けましょう。
やってきたのは魚屋さん。サバ2尾、ヴィヴ4尾を購入。ヴィヴという魚には棘があり刺さるとかなり痛いらしい。魚屋さんが処理してくれました。あまり知られていませんが美味しい魚らしい。これが全部で9.60ユーロで残りは13.40ユーロ。
次は酪農家にやってきました。今回は直接生産者から購入する食材ばかりのようです。ここではヤギのフレッシュチーズを購入。これが6ユーロで残りは7.40ユーロ。
さらに、こちらの農家ではズッキーニ、カリフラワーを購入。全部で5ユーロで残りは2.40ユーロ。
残った分はイチゴ数個、バター、生クリーム代にあてました。では調理の開始。
まずは前菜。
サバを3枚におろし、レモン、エシャロット、ローリエを入れたお湯でさっと湯がきます。これをリエットにして、刻んだアッケシソウを加えたら出来上がり。
次はメイン料理。
ヴィヴは頭と腹わたを取り塩コショウして鉄板焼に。付け合せはマッシュポテトとゆで野菜。但しポンポンは唐揚げ。これを盛り付けたら出来上がり。
最後はデザート。
ヤギのフレッシュチーズに砂糖とアッケシソウの千切りを混ぜ合わせたら、これをイチゴに絡めます。暑い夏にはピッタリのデザートだとか。
よく見るとメイン料理の付け合せには、黄色のズッキーニの輪切りもありました。
この番組、3分ほどに尺がきめられているようで、作り方はますますざっくりとした説明になってきました。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、夏だけの仕事でレストランの給仕として働くことになった。めちゃくちゃ緊張して、子供だけのテーブルにメニューではなくワインリストを置いてしまった
」
![[あせあせ(飛び散る汗)]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/162.gif)
VDM(Vie de Merde)より
今日の「フランス人の一言」あるあるだろうなあと思いやした。
あっしは中高生の頃、すごく老けて見られてたので、父と食事に行くと必ずあっしも
「食前酒は何になさいますか?」と聞かれてやした。
by ぼんぼちぼちぼち (2021-07-06 19:23)
ぼんぼちぼちぼちさま
中高生で大人に見られるなんてカッコイイ!!
私はどちらかというとガキに見られる方でして・・・。^^;
by carotte (2021-07-07 13:35)