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30ユーロで晩ご飯146 [お料理実践編]

 月曜日は恒例の節約晩ご飯シリーズ。30ユーロ以内で、4人分の晩ご飯をフルメニュー(前菜+メイン+デザート)で作ってもらいます。

 チャレンジしてくれるのはシェフ・エトワレ(ミシュランで星を獲得したシェフ)のニコラさん。

 本日は見てもよし食べてもよしの花を使った料理を作ってくれるそうです。

 ではスタート!

Paris_Carantec.jpg

下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2021年7月10日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 おお、ステキなブーケ。

 世界には食べられる花がたくさんありますが、毒キノコのように食べると中毒を起こすものもあるから気をつけなくてはなりません。

 さて、こちらが本日のチャレンジャーのニコラさん。手にとっているのはジェラニウム。食べられるそうです。どんなお味なのやら。

 今回の料理に使う花を求めて生産者の畑にやってきました。最初に試食したのはクミンの花。カレーの味がします。小さい蕾が固まったような花はネギの花。藤色のはレタスの花。さらにフェンネルの花もあります。

 というわけで、こちらの畑で野菜の花を購入。全部で2ユーロで残りは28ユーロ。

 次はメイン料理に使う花。それは、お料理に何度も登場しているズッキーニの花です。デリケートな花なので市場に行っても手に入らないことが多いとか。さらにキンレンカという赤い花も購入。これが全部で3ユーロ、残りは25ユーロ。

 さて、メイン料理につかう魚を求めて港にやってきました。漁師さんから獲れたての魚を購入。これが5ユーロで残りは20ユーロ。

 その他必要なものは市場で手に入れましょう。こちらのお店では普通のイチゴと木いちごを購入。これが4ユーロで残りは16ユーロ。

 またハチミツが4.50ユーロで残りが11.50ユーロ。

 乳製品のお店で、玉子と濃厚生クリームを買って残りは7.50ユーロ。

 最後は八百屋さんで、ニンジン、パセリ、フェンネル、玉ねぎ、アーティチョークを購入。30ユーロ全部をきれいに使い切りました。

 ではシェフのレストランの厨房で調理の開始!

 まずはメイン料理。

 野菜を切ります。但しアーティチョークは皮をはいでおくだけ。切った野菜は鍋で火を通します。魚をおろしたら、玉子と生クリームと一緒にミキサーにかけクリーム状にします。これをズッキーニの花に詰めてラップでくるみ、20分ほどかけて茹でます。

 その間に前菜を作りましょう。

 アーティチョークは火を通し、ピュレと葉を盛り付けたら花を飾ります。最後にビネグレットソースをかけたら出来上がり。

 ちょうどズッキーニの花の詰め物料理に火が通りました。お皿に置いたらフュメ・ドゥ・ポワソンを周りに注いで、花を知らします。そしてズッキーニのスライスも添えます。

 最後はデザート。

 イチゴを切って器に盛り付けたら、濃厚生クリームをひとさじのせます。そこにハチミツを垂らしたら花をトッピング。

 お花は彩りのためだけではなさそうです。お料理に風味ももたせているようです。


******* フランス人のつぶやき *******

「今日、彼があまりにきれいだったので買ってしまったと言いながら花束をプレゼントしてくれた。でもこの花束、お葬式用よ[あせあせ(飛び散る汗)]

VDM(Vie de Merde)より


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