反対デモ [トピックニュース]
月曜日恒例の節約晩ご飯シリーズは放送がなかったのでお休みです。残念。ドイツとベルギーの洪水災害で放送枠がなくなってしまったらしい。
さて、先週、マクロン大統領が導入を発表したパス・サニテール(感染防止パス)。色々問題があるような印象があり、これからどうなるのかなと思っていたら、自由とデモ好きなフランス人、やっぱり反対運動が始まってしまいました。。
下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局France 3で2021年7月17日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
パリ、モンペリエ、トゥルーズなどの大都市で、数万人規模のデモが行われました。
感染防止パスの導入とワクチン接種義務化に反対する人たち。
「我々から移動する自由を徐々に奪おうとする行為で、許されません」と女性。
「もし私がワクチン接種したくなかったら、レストランにもカフェにも入れず、旅行もままならなくなるんですよ」と男性。
パリのデモには2人の国会議員も参加してました。とは言うものの、一人は極右、もう一人は無所属。この二人、ジレ・ジョーヌ運動にも顔を出していたようです。
一方、こちらはモンペリエの大広場。2000人ほどが集まりました。
「感染防止なら私はワクチンよりもう一度外出を自粛します」と女性。
デモに参加する人たちが一番懸念しているのはワクチンの信頼性のようです。
こちらはトゥルーズのデモ隊。
「出来たばかりのワクチンですし、短期間での効果についてのデータを根拠にしてます。長期間、感染を防止してくれわけじゃありません」と女性。
「現在のワクチンは実験的な側面があります。それに接種したから自由というわけではなく行動は制限されたままです」と男性。
「感染するリスクはそう高くないんです。だからワクチンなんか不要です」と女性。
フランスでは、新しい政策を政府が発表したら、そのうち反対運動が起こり、学生が参加して激しくなってくると、政府があきらめて政策を引っ込めるというパターンですが、これからパス・サニテールはどうなっていくのか?
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、街でデモがあった。授業に遅れたくなかったので、急ぎ足で歩いていたら機動隊に捕まった。なぜなら僕が確信犯的に歩いていたからだという」
VDM(Vie de Merde)より
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