ロゼワインvsビール [フランスのグルメ]
月曜日恒例の節約晩ご飯も放送がなかったのでお休み。本日は、夏の飲み物のお話です。
夏のアルコール飲料と言えばビールですが、フランスでは冷たく冷やしたロゼワインも人気です。
どちらも捨てがたい。でも選ぶとしたらどっち?
下記のウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2021年8月8日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
ビールで乾杯する人もいれば、ロゼワインで乾杯する人もいます。
ここは地中海のビーチ。冷たく冷やしたロゼワインをお飲みになってらっしゃいます。ロゼと言えば、夏と海とバカンス!
「私はビールは好みじゃないわ。苦いのがダメなの」と女性。
「女性が一緒だとロゼがいいね。ビールは同僚とか仲間とかで飲むのに向いてると思う」と男性。
「ビールは喉が乾いた時にさっと飲むものだけど、ロゼは味わいながら飲むもんだね」と別の男性。
ロゼはサラダにも、肉料理にも魚料理にも合います。しかも、産地によって味の違いを楽しめます。このところフランスでは人気上昇中で年間一世帯あたり平均で15リットルを消費しているとか。
とは言え、消費量ならビールの方が勝っています。年間一世帯あたり32リットル。
こちらはアルザス地方。ビールは夏だけに限りません。一年中、季節を問わず飲まれています。そして気楽に飲めてリフレッシュできます。
「仲間でワイワイおしゃべりしながら飲むのはやっぱりビールですね」
「ロゼは一種類だけど、ビールは色々ありますよ」
確かに、白、茶、黒と3種類あって微妙に濃淡も異なります。そして、アルザス地方郷土料理にピッタリの飲み物。
「シュークルートはワインではなくビールで食べたいですね」と男性。
アルザス地方はワインの産地ですが、ビールの一大産地でもあります。古くからのビール醸造所を訪ねてみましょう。創業は1640年!なんと8世代に渡って続けられてきたそうです。
ビールの種類も豊富だし、味もそれぞれ個性的。
それならロゼワインの産地にも行ってみましょう。ワインの味は土壌で決まります。ということは産地で味わいが異なるということ。
「グレープフルーツの味わいの後に赤いフルーツの香りがします。これが南仏のロゼワインの特徴です」とワイン農家の方。
ぶどう園ではぶどうの実が少しずつ大きくなってきました。そして、ロゼワインはビールのように二酸化炭素を発生しません。それにビール腹になることもない・・・。
いえいえ、ビールにはミネラルとビタミンBが豊富に含まれており筋肉は良いと言われています。但し、スポーツの後には飲まないようにしたほうがいいとか。
結局、ビールもロゼも飲みすぎはダメ。ちょうど良いくらいにとどめておきましょう。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、彼とその仲間がアルコール依存症について熱い議論を交わしていた。ビールとワインを飲みながら・・・」
VDM(Vie de Merde)より
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