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週末はアンジェで [パリから週末旅]

 日曜日は恒例の週末旅。

 今回はフランスのロワール地方の都市アンジェ(Angers)を旅します。

 パリからは高速列車で約1時間半。気軽に出かけられそうです。では出発!

Paris_Angers.jpg


下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2021年9月4日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 ぶどう畑にロワール川、そしてお城。なんか色々あって期待できそう。

 この地域は園芸が盛んな土地柄。まずはこちらの植物園を訪ねてみましょう(緑印)。12ヘクタールの敷地に50万種ほどの植物が植えられています。

 これはイチジク属の植物。気根が伸びて地面を往復しているうちに絡まって幹のようになるのだそうです。変わってますね。普段はあまり目にしないような植物を見ることができます。

 そして様々な色の花の組み合わせを楽しめるようなこんなパネルも設置されています。三角のパネルに合わせて3色の花を組み合わせると良いらしい。

 さて、次は地元のグルメを味わってみましょう。こちらのフードトラックで簡単に手に入ります。それはフエー(fouée)と呼ばれるパン。

 生地をこんなふうに伸ばしてオーブンに入れると、ピタパンみたいにぷくっと膨らみます。ピタパンと違って膨らむとほとんど皮だけ。この中に、リエットやキノコを挟んだり、バターをたっぷり塗ったりしていただきます。今回は塩バターキャラメルを塗ってもらいました。これで3ユーロ。美味しそう!

 さて、次はロワールのワインの産地を訪ねてみましょう。この1960年代のレトロなバンで案内してもらいます(青印)。

 「エピレにようこそいらっしゃいました。ここはサヴニエールと呼ばれるワインの産地です。辛口の白ワインです」

 ロワール川沿いにはぶどう畑が延々と続きます。

 そろそろ今晩の宿へと向かいましょう。それは岩の中にあります(赤印)。エレベーターで地下に向かいます。地下と言っても空が見えています。なぜに地下かというと、岩をくり抜いた場所に宿があるからです。

 こちらがそのお部屋。中世の頃からすでにこの場所で人が暮らしていたとか。現代の調度品が設えてあってこれなら安心して泊まれますね。中は涼しいそうです。一泊朝食付きで93ユーロ。

 日が暮れるまでにはまだまだ時間があります。ロワール川沿いにあるお店で夕日を見ながらお酒と料理とダンスを楽しみましょう。

 アンジェ周辺にはお城やそれ相応のお屋敷が1200軒ほどもあります。翌朝はその中の一つ、このお城を見学してみましょう(紫印)。中世に建てられたお城です。

 「15世紀以来、どこにも手を加えられることなく現在に至っている稀有なお城です」と責任者の方。

 敵の侵入を阻むお堀に囲まれてはいるものの、中世の要塞化されたお城とは一味違っています。かつて城は敵から身を守るために要塞化されていましたが、時代とともに住居として使われるようになりました。ここはそんなお城の一つです。

 中に入ってみましょう。長い廊下が続きます。そして奇妙な天井画がありました。一連の寓話を絵にしたものなのですが、なんだこれ〜!?どういうわけでこんな絵が飾られているのか・・・。

 最後はリキュールの醸造所を訪ねてみましょう(オレンジ印)。中を見学した後は、リキュールの試飲が楽しめます。オレンジがベースになったリキュール。19ユーロ払えばカクテルの作り方を教えてもらえます。これは楽しそうですね。


******* フランス人のつぶやき *******

「今日、私は古いお城のホテルで受付をしている。今日は休みで客は誰もいない。いるのは私だけ。突然、35号室から電話がかかってきた[がく~(落胆した顔)][あせあせ(飛び散る汗)]

VDM(Vie de Merde)より


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