30ユーロで晩ご飯149 [お料理実践編]
月曜日は恒例の節約晩ご飯シリーズ。
30ユーロ以内で、4人分の晩ご飯をフルメニュー(前菜+メイン+デザート)で作ってもらいます。
今回は、アンジュ地方にあるレストランのシェフがチャレンジしてくれます。
折しもリンゴの収穫が始まったばかり。そのリンゴを使った料理を作ってくれます。
ではスタート!
下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2021年9月11日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
こちらはリンゴ園。赤い実が収穫を待っているかのよう。
シェフのジャン=マルクさんもリンゴ園に来ていました。早速30ユーロを渡して材料を揃えていただきましょう。
まずは本日のテーマのリンゴを収穫。
「熟すと赤くなりますから赤いのを選んで軽くつかみくるっと回すと取れます」
このリンゴはホーニー・クランチという種類で、火を通すと口当たりがいいらいいのでメイン料理とデザートに使うことにしました。前菜にはジンギー(Zingy)という別の種類のリンゴを選びました。
さらに、ノンアルコールの発泡リンゴジュースも一緒に購入。これが合計で9.60ユーロで残りが20.40ユーロ。
次は野菜とチーズを求めてこちらの食料品店にやってきました。店主はノエミーさん。野菜のことなら何でも教えてくれます。ここでは二種類のカブとビーツ、ヤギのフレッシュチーズを購入。これが全部で8ユーロで、残りが12.40ユーロ。
最後はお肉屋さんにやってきました。何が必要かというと鶏肉。一羽まるごと購入。肉屋さんにさばいてもらいました。色々長い説明がありましたが、とにかく地元産の新鮮な鶏肉らしい。これが11.12ユーロ。
手元には1.28ユーロが残って予算内に収まりました。では調理の開始!
まずはお揃いの赤いエプロンで準備完了。りんごの色を意識しましたかね?
それはともかく、まずは前菜から。
リンゴ、カブ、ビーツすべてを薄くスライス。ヤギのチーズもスライスしてお皿に盛り付けます。ハーブとドレッシングで味付けをしたらカルパッチョのできあがり。
次はメインの鶏料理。
鍋で鶏肉を焼いたらお皿に取り置きます。その鍋で、玉ねぎ、ニンニク、ハーブのエストラゴンを炒めたら白ワンを加え煮込みソースを作ります。付け合せのリンゴも炒めます。これを盛り付けたら完成。
最後はデーザート。
リンゴをさいの目に切りバターで炒めます。カスタードクリームにメレンゲを混ぜ合わせオレンジリキュールを加えます。器にしっかりバターを塗ってからリンゴとクリームを入れオーブンで焼きます。見事に膨らんでリンゴのスフレの出来上がり。
なんだかハッピーなフルメニューの食事になりました。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、車から降りて、食べたリンゴの芯を川に捨てに行ったのに、なぜかリンゴの芯ではなく握りしめていた車のキーを放り投げていた」
VDM(Vie de Merde)より
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