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カタツムリの季節 [フランスのグルメ]

 9月も半ばを過ぎた。夏物はまだしまえない。半袖と短パンの日々が続く。

 そう言えば、今週末からシルバーウィーク?春の連休が黄金週間なら秋の連休は銀週間。

 コロナ禍ゆえ休んでも遠出はできず。しかも2回目のワクチン接種もまだゆえ自粛だ。とは言え、ワクチン接種完了でも油断は禁物という世の中。いささかげんなりだ。

 さて、本日はカタツムリのお話。

 日本でカタツムリの季節と言えば6月か7月の長雨の時期ですが、フランスでは今が旬。何しろ食用ですから日本とはシーズンが異なるらしい。

Paris_Poisy.jpg


下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2021年9月16日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 こちらがフランスのカタツムリ。

 どうやらここはカタツムリ畑、ではなく養殖所。グロ・グリと呼ばれるカタツムリが元気に育っています。

 ただ今、収穫の真っ最中。板の上から草むらに逃亡したグロ・グリも残らず収穫します。

 「今はちょうど繁殖期に当たります。この時期に収穫するのがベストなんです」と養殖所のオーナー。

 板の上に貼り付いているのを次々に捕まえては網の中に放り込みます。

 板をひっくり返すと・・・うゎ〜、ものすごい数のカタツムリ。ちょっとぞっとする。

 日の当たる場所より暗くてジメッとしたところが好きなんですよねえ〜。

 寒波がやってくる前のこの時期に集中して収穫します。

 「互いに引っ付き合っているから、一度にさっと捕まえることができて楽ですよ(笑)」

 今年の夏は長雨で湿度が高かったせいで育ちが良いそうです。

 「重みがあります。殻の中が一杯に詰まっているという証拠です」

 ただ、よく育っているものが多い代わりに、全体に数は減ってしまったそうです。急激な豪雨で小さいうちに死んでしまったのが相当数いたようです。

 ここで育ったカタツムリは100軒ほどのレストランに提供されています。ここもその一つ。アヌシー湖の湖畔にあるレストラン。

 バター、ニンニク、パセリだけで調理します。これを盛り付けるとこんな感じ。

 カタツムリは一体どこにいるのやら・・・下の方でソースにどっぷり浸かっているのか・・・。

 最後は美味しそうに召し上がっていました。


******* フランス人のつぶやき *******

「今日、カタツムリが道路を横切っているのを見ていたら、バスに乗り遅れた[ふらふら]

VDM(Vie de Merde)より


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