週末はキブロンで [パリから週末旅]
日曜日は恒例の週末旅。
今回はフランス・ブルターニュ地方の半島にあるキブロン(Quiberon)を旅します。パリからは高速列車とローカル列車を乗り継いで約4時間。車だと6時間ほど。
では、出発!
下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2021年9月18日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
半島というからには大陸とつながっていますが、つなぎ目はご覧のとおり。大潮になったら消えてしまいそう。
この半島の先にあるのがキブロンです。ほお〜、岩がごろごろ。海の水は透明です。
車で向かいたいところですが渋滞が起きると困るので、その手前のプルアルネル(青印)で降りて電車に乗り換えましょう。所要時間は45分。車で行くより二倍も早いそうです。確かに車は渋滞してます。
到着したらまずは市場でお昼の食料を調達しましょう。こちらのお店の一番人気Blanc de seiche chorizoを購入(オレンジ印)。得体のしれない食べ物・・・。イカ、野菜、チョリソーの中身等々を混ぜ合わせたもので、火を通してお米と一緒に食べるらしい。ビーチで食べるのにぴったりだそうです。
では海へと向かいましょう。風にはためくブルターニュの旗。
ランチでお腹いっぱいになったら、マリンスポーツを楽しみましょう(水色印)。
ん?ボートにでも乗るつもり?
膨らましていたのはボートではなく帆。海に出る前にインストラクターに使い方をしっかり教えてもらいましょう。要領がわかったところで、いざ実践!
こりゃかなり難しそう。ウィンドサーフィンの発展型ですね。上手い人がやるとこんな具合になります。なんだか空中に浮いちゃってますね。時速45キロで突っ走ります。
「風を自由に操りながら空中を飛んでいるような感覚です」とインストラクター。
海を楽しんだ後は森へと向かいましょう。今晩の宿は、キブロンから少し離れたこの森の中にあります(緑印)。
森のアスレチックコースのような吊橋を渡ると宿が見えてきました。巨大な鳥の巣のような、いや宇宙船のような宿。中はこんな感じ。天井にはガラスの窓に付いています。なんかちょっと楽しそう。
25ヘクタールある敷地には他にもバンガローみたいな宿泊所があるようです。
一息ついたら、ここから車で10分ほどのところにあるカルナックへ行ってみましょう。そう、あの謎の巨石が並んでいる場所です(グレー印)。
夜になるとこんなパフォーマンスが楽しめます。巨石の数は全部で3000個ほどありますが、そのうちの85個に照明装置が取り付けてあります。昼間とは別世界。見物客が大勢来てるようです。
翌朝は、またキブロンの海岸へとやってきました。今回は海岸に生息する植物を探しにやってきました。こちらの草は食べられるそうです。
「海辺の植物にはビタミンCやマグネシム、それにヨードが多く含まれていまるので身体に良いんですよ」と案内人。
大きな岩の横に貼り付いている植物もあります。
収穫した植物は乾燥させてからオリーブ油に浸します。これはマッサージオイルとして使えるそうです。お茶にしたり料理に使ったりもできます。
今回の週末旅は自然を満喫した旅になりました。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、3歳になる娘を幼稚園に迎えに行くと、先生がニヤニヤしながら教えてくれた。その日、森の動物を教えるのにゴリラの絵を子どもたちに見せたところ、うちの子が言ったそうだ。『あっ、ママだ!』」
VDM(Vie de Merde)より
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