週末はボルドーで [パリから週末旅]
日曜日は恒例の週末旅。
今回はフランスの都市ボルドーを旅します。高速列車の最短で2時間強。
これまで一度週末旅で行ったような気がしていましたが、今回が初めて。
では出発!

下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2021年9月25日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
サイドカー付きのバイクで出発!
ガロンヌ川の岸辺には世界遺産に登録されている18世紀の建物がずらりと並びます。2005年からはファサードが洗浄され更に美しくなりました。確かに作業が完了したところとそうでないところではこんなにも違っています。
「あそこにカイオー門が見えますが、ボルドーが初めてだったら、夜にここに来ると良いですよ」とガイドのアレクサンドルさん(青印)。
で、夜の様子がこちら。道路にテラス席が所狭しと設置されお客さんが飲食を楽しんでいます。金曜日の夜はにぎやかそうです。
さて観光を続けましょう。次はペイ・ベルランの塔に上がってみます(赤印)。てっぺんには黄金に輝くマリアと幼子イエスの像。階段の数は233段。鐘楼には重さ7トンの鐘が吊り下げられています。屋上に到着。ここからはボルドーの街が一望できます。
そんな街を地上に降りて観察していると、ワインやブドウにまつわるモニュメントがあちこちにることに気付かされます。ここはヴィクトワール広場(緑印)。
「このオベリスクはワインとぶどう畑のシンボルなんです」と男性。
その足元にはブドウを食べている亀の像が設置されています。この亀の甲にはボルドーのすべてのワインの銘柄が刻印されているそうです。さすがフランス最大のワインの産地。
次は、こちらの変わった建物を訪ねます(ワインレッド印)。この形、ワインをボトルから移し替えるキャラフを形どっているとか。ここでは世界のワイナリーを知ることができます。そしていろんな匂いを体験できるらしい。
「これは古本の匂いのようです」と旅人。
そういえば、ソムリエがワインの味や風味を表現するのにいろんな言葉を使うのを思い出しました。
もちろんワインの試飲もできます。しかもこんな眺めを楽しみながら。ここには世界75カ国のワインが集められ、その種類は800以上にもなるそうです。何やらものすごい値段のワインも置いてあるらしい。
さて次はボルドーの繁華街にやってきました。訪ねたお店はこちら。ゴミを最小限に抑え、フランス国内で作られたものばかりを販売しているそうです。
次は美味しいものを求めて朝市にやってきました(黄緑印)。ボルドーの胃袋とも呼ばれるこの市場、ありとあらゆるものが揃っているそうです。そして、こちらのお店でピンチョスをいただくことにしました。結構なボリュームでお腹いっぱいになりそうです。
ランチの後は靴を履き替えてハイキングに出かけましょう。周りは一面にぶどう畑が広がっています。
そして向かったのが今晩の宿。今回もこんな離れの建物に泊まることになったようです。この部屋で6人まで泊まれます。しかも無料。但し、電気も水道もなし。トイレも外です。コロナ禍でこの手の宿泊施設が人気だとか。事前に予約しておいたほうがいいそうです。
渡り廊下の先にはガロンヌ川が流れていました。このガロンヌ川をさかのぼっていった先にあるのが潜水艦基地(水色印)。あのナチスが戦時中に作った基地です。今は光の美術館に変身。モネやルノワールやシャガールの名画をコンクリートの壁に映し出しています。
「壁と同じものが水面に写っているのが面白いですね」と見学者。
この展示家は来年の1月まで続けられているそうです。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、友人たちとのバカンス初日。お店のテラス席で愉快に飲んでいたら聞き覚えのある声が聞こえてきた。振り向くとそこには元妻がいた。バカンスの間中、隣の宿に泊まっているらしい。やれやれ
」
![[あせあせ(飛び散る汗)]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/162.gif)
VDM(Vie de Merde)より
コメント 0