30ユーロで晩ご飯152 [お料理実践編]
月曜日は恒例の節約晩ご飯シリーズ。
30ユーロ以内で、4人分の晩ご飯をフルメニュー(前菜+メイン+デザート)で作ってもらいます。
今回は、シェフであり生産者でもあるフレッドさんが挑戦してくれます。
フレッドさんの営むオーベルジュには農場が隣接しています。そこで生産されるものはすべてオーガニック。本日はオーガニックな材料を使ってゴージャスな料理を作ってくれます。
では、スタート!
下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2021年10月2日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
ここはブルゴーニュ地方のボーヌ近郊にある農場。
フレッドさんが華やかな美食業界から離れてこの農場を購入したのは今から20年前のこと。自然の中でのびのびと育っている家畜たち。
本日はシェフ自前の食材を使って料理を作ってくれます。いつものお札の30ユーロは登場しませんが、全部、値段がついてますから予算内で収まるかどうかチャレンジしてもらいます。
「ここは市場と同じですよ(笑)」とシェフ。
まずは菜園にやってきました。デザート用にカボチャを収穫。さらにネギ、セロリ、フダンソウも収穫。お値段にすると全部で7ユーロ。残りは23ユーロ。
次はハウスにやってきました。放し飼いのニワトリがウロウロしてますが気にせず、メロン、ピーマン、キンレンカと呼ばれる花を収穫。キンレンカは食べられます。マスタードのような味がするそうです。これが全部で3ユーロで、残りは20ユーロ。
次は、鳥肉。七面鳥もいればニワトリもいます。ニワトリは古い品種を7種類ほど飼育しているとか。その中の一つを使うことにしました。これが20ユーロで予算を使い切りました。
では調理の開始!
まずはメインの鶏料理。
ニワトリを適当なサイズに切り分けます。このニワトリ、ジビエのようにしっかりした味わいがあるため複雑な調理は不要。鍋にオリーブ油を引いて、ニンニク、エシャロット、タイムと一緒にソテーし、小一時間ほど煮込んだらお皿に盛り付けます。付け合せはフダンソウ。最後に煮汁をかけて出来上がり。
次は前菜。
千切りにしたネギとピーマンを炒めたら、そこにスライサーでおろした根セロリを加え、さらに火を通します。次にメロンをスライスし、塩、ビネガー、蜂蜜でマリネします。先程の炒めた野菜と一緒に盛り付け、キンレンカをあしらったら出来上がり。
最後はデザートのカボチャのフラン。
皮ごとぶつ切りにしたら、鍋で(おそらくバターと砂糖と一緒に)火を通し、生クリームを加えてミキサーでドロドロにしたら、耐熱皿に入れてオーブンで焼きます。
どれも新鮮でキラキラした料理に見えますねえ〜。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日は私の誕生日。彼がプレゼントをくれたのでワクワクしながら包を開けると、エプロンだった」
VDM(Vie de Merde)より
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