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週末はビアリッツで(再訪) [パリから週末旅]

 日曜日は恒例の週末旅。

 今回はフランス・バスク地方のリゾート地ビアリッツ(Biarritz)を旅します。

 2年前にはG7が開催された都市。パリからは高速列車で4時間20分ほど、飛行機なら1時間半足らず。

 では出発!

Paris_Biarritz2.jpg


下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2021年10月2日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 かつては漁港、現在は高級リゾート地のビアリッツ。

 大西洋からやってくるこの波。まずはこのスポーツを楽しみましょう(青印)。

 遠くピレネーの山々を望みながらのサーフィンです。フランスでサーフィンが始まったのはこの海岸でした。アメリカの映画監督がここで映画を撮影するのにカリフォルニアからサーファー呼んだとか。1957年のことです。

 サーフィンのレッスンは1時間で45ユーロ。旅人さん、なかなかですね。最後は本物のサーファーかというくらい上達してました。

 次は、名所を訪ねてみましょう(赤印)。海に突き出た岩山の上には白い聖母子像が立っています。1864年、ナポレオン三世が建立しました。

 「彼はここに避難港を作ろうとしました。しかし工事が難航し聖母子像を設置したところで中止になってしまったんです」と関係者の方。

 この岩山と本土の岩山は遊歩道でつながっていて散策を楽しむのに最適な場所になっているそうです。

 次は、かつての漁港の姿をとどめている場所に行ってみましょう(緑印)。海岸に沿って立ち並ぶ建物は船主から漁師が借りて使っていました。中はこんな具合になっています。どうやら漁師たちはクジラ漁にでかけていたようです。漁と漁の合間には家の帰らずこの小さな住まいで一夜を明かしていたとか。

 そろそろお昼の時間になりました。こちらのお店のスペシャリテをいただきましょう(オレンジ印)。それは魚の鉄板焼。ご飯とピペラード付き定食とイワシの鉄板焼き定食、それぞれ9.5ユーロ。美味しそうですねえ〜。

 お腹がいっぱいになったところで、こちらの建造物を見学しましょう(水色印)。ここは1864年、ナポレオン三世の后ウジェニーの希望で建てられた礼拝堂です。小さな礼拝堂ですが装飾が見事ですね。3ユーロで見学ができるそうです。アンダルシア出身のウジェニーのために壁にはスペインのタイルや絵が描かれています。ちなみに二人はビアリッツに夏の別荘を所有していました。

 さて、そろそろ今晩の宿へと向かいましょう。そこはキャンピング場の山小屋(黄緑印)。ここは農場が隣接していて300匹の羊が飼育されています。沈む夕日が美しい・・・。

 翌朝は船に乗ってイルカを探しに出かけましょう。このあたりの海域には2000頭のイルカが生息しているとか。残念ながらこの日は出会えませんでした。いつもならこんな具合で伴走してくれるそうです。

 最後は陸に上がってバスク地方独特のスポーツを楽しみましょう。それはシステラと呼ばれるこんな細長いカゴを使って楽しむスポーツ ”プロット”。ここはその道具を作っているアトリエ。

 さっそくゲーム場で試してみましょう。カゴにボールを入れて思い切り壁に向かって打ちます。コツを覚えないとなかなか難しい・・・。ちょっとスカッシュに似てますね。



******* フランス人のつぶやき *******

「今日、海にやってきた。隣人が荷物を波にさらわれたのを見て大笑いしていたら、次の波が自分たちめがけて襲ってきた[あせあせ(飛び散る汗)]

VDM(Vie de Merde)より


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