暖かい料理 [フランスの郷土料理]
”れいわ新選組”がテレビの字幕に出でるたびに、なぜかついつい ”かいわれ新選組” に見えてしまう。ごめんちゃい
それはともかくとして、コロナ感染者の急減ととともに気温も急激に下がってやっと秋が来た。真空パックの布団を取り出し、一応、日干しにして準備完了。
やっとまともな生活ができる気温になってほっと一息。食事も暖かいものが美味しく感じる季節に入った。
そこで本日は、フランスの冬の定番料理、仔牛のブランケット(blanquette de veau)を紹介しましょう。
下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2021年10月15日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
この料理の発祥の地ノルマンディー地方にやってきました。
一般市民のヴェロニクさんが作り方を教えてくれます。お手伝いはお孫さんのジョシュア君。
まずは菜園で野菜を調達。掘り起こしているのは根セロリ。
「野菜は、根セロリ、ニンジン、長ネギ、そしてこのパネ(白人参)を使います」
野菜の次は仔牛。こちらは牛を飼育している息子さんの牧場。この季節になると家族で食べる分の仔牛を確保しておくそうです。
息子さんの向こうに見えているのがその仔牛?人間に食べられちゃう運命か・・・。
次は、お隣のお店に行って濃厚生クリームを購入。やっぱり生クリームは地元のノルマンディ産ですねえ〜。
では自宅のキッチンで調理の開始!
まずはお肉にレモンをなじませます。えっ、お肉にレモンですか!?
「白っぽい料理にするためにはこれが一番いい方法なんです。それにこうしておくとお肉の香りや風味も閉じ込めてくれるんです」
なるほど、そういうことですか。
準備ができたらお鍋に水を入れ火にかけます。まずは玉ねぎ、タイム、ローリエ、ネギを入れ、最後にお肉をいれます。コショウを振り蓋をしたら、圧力鍋なら45分、普通のお鍋なら3時間ほど煮込みます。冷たい水のうちから煮込むのがいいそうです。
ニンジンとパネは皮を向きスライスして後から鍋に入れ火を通します。
最後はソース作り。鍋にバターを溶かして小麦粉を加えます。ここに煮汁を入れて混ぜ合わせます。火が通ったら生クリームをたっぷり加えます。これでソースの完成。
お肉と野菜を盛り付けたところに、このソースをかけます。暖かいうちに皆でいただきましょう。
付け合せにはジャガイモのピュレがのせてありましたが、お米にも合いそう。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、弟が、両手鍋を持つ私の姿を絵に描き始めた。なぜ両手鍋?『アニメに出てくるブスで意地悪な女はたいてい鍋を持って出てくるんだ』と弟 」
VDM(Vie de Merde)より
かいわれ新選組って(^^;
by 八犬伝 (2021-10-20 20:21)
八犬伝さま
私としては、どうして頭の部分をひらがなにしたのか疑問です^^; どうやったって「かいわれ」に見える・・・。
by carotte (2021-10-21 14:15)