週末はオセールで [パリから週末旅]
日曜日は恒例の週末旅。
今回はブルゴーニュ地方の都市オセール(Auxerre)を旅します。パリから列車で2時間ほど。ギリギリ日帰りもできそうな距離。
では出発!
下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2021年10月16日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
かれこれ20年くらい前に行ったことのあるオセール。空から見るとこんな感じだったのか・・・。改めてきれいな街だなあと思う。
街を流れるヨンヌ川。そしてかつての繁栄ぶりを伺わせる建物の数々。
この古い木骨構造の建物は商人や水運関連の人たちが使っていたもの。パリへ向かう人たちは必ずオセールを通過して行ったといいますから大変な賑わいだったのでしょう。
一番古い建物は16世紀初頭のもの。60年代から70年代にかけての保存活動のおかげで昔の町並みが消えずに今もこうして残っています。
また目立つのは宗教施設。全部で20箇所もあります。その中の一つ修道院を訪ねてみましょう(青印)。
5世紀に設立されたベネディクト会の修道院。数百年の歴史とともに規模を拡大させていったようです。聖ジェルマンの墓地に立てられた教会には9世紀に描かれた貴重な壁画が残されています。
さて、次は車でこちらのワイナリーに向かいましょう(ワインレッド印)。ワイン蔵に案内されて早速試飲。ブルゴーニュ地方のワインを堪能したあとは、宿泊もできます。お部屋の一つをみせてもらいましょう。かわいい!朝食付きで一泊80ユーロから。もっと豪華なお部屋もあるのかしら?
それはさておき、次はヨンヌ川をボートで散策してみましょう。水面に写っているのはサン=テティエンヌ大聖堂(緑印)。ボートの動力は電気。運転は簡単だそうです。地元の方たちも楽しんでらっしゃいます。ボートは5人乗り。1時間半のレンタルで35ユーロ。
次は、こちらのお店でブルゴーニュ地方のグルメをいただきましょう(オレンジ印)。それがこのグジェール(gougère)。シュークリームの生地をもとに作られたもの。
「一つはコンテチーズ入りで昔からあるもの。もう一つはエスカルゴ入り(ニンニクとパセリのバターソース)、そして3つ目が当店のオリジナルで3種類のごま入りです」
そう言えば、どこかのワイン蔵で試飲をした時におつまみでこれが出てきたっけ。おいしかったなあ〜。
さあ、そろそろ夕方。ペニッシュと呼ばれる細長いボートに乗り込みましょう(紫印)。とは言っても、ここはカフェシアター。演劇やコンサートを楽しむことができます。
「気軽に演劇や音楽を楽しんでもらえたらいいなと思って始めました」とオーナー。
旅の最後はこんなところにやってきました(こげ茶印)。なんと断崖絶壁!
地元の特産品を味わいながら山の向こうに沈む夕日を見送ります。絶景ですね。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、子どもたちを海に連れて行った。4才になる娘にパパが言った。『ほら、見てごらん。あれ全部がお船だよ』娘が言った。『あったりまえでしょ、ここはミナトだもん』4才にして反抗期か・・・」
VDM(Vie de Merde)より
2021-10-24 00:00
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