恒例の樅の木 [アルザス地方]
久しぶりに外食した。
最後に外で食べたのは、去年の一回目の緊急事態宣言が明けた時だったか?ずいぶんお店では食べなかったことになる。
久しぶりとは言えど違和感もなければ感慨もなかったから、この状態が続けば普通に元に戻れそうな気がする。
ただ、諸外国で感染が再拡大しているところを見ると、このまま日本だけが終息するとは思えない。あと10日後にどんな状態になっているか?
それはさておき、クリスマスまで2ヶ月を切った。あのストラスブールのクレベール広場には、山から切り出された大きな樅の木が設置されたそうです。
下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で、2021年11月2日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
毎年のようにこのニュースを見てきたせいか、この風景ももう見慣れてきました。しかし、雨の日は初めてかも知れません。
巨大トレーラーの荷台に横たえられ運ばれてきた樅の木が、2台のクレーンで立ち上げられます。
目利きが選んだ最高の樅の木です。高さは30メートル以上あるとか。皆さん、傘をさしながら作業の様子を撮影しています。
「これを見るといよいよ祝い事の続く年末が来たなと思いますね」
「ストラスブールが夢の国に変わる時よ」
「そりゃあ素晴らしいですよ。今日は孫を連れてわざわざ見に来ました」
市民の皆さんも毎年楽しみになさっているようです。
「今日がストラスブールのクリスマスの始まりです。辛い時期が続きましたから、その分、皆さんの期待も大きいかと思います」と関係者の方。
欧州でも最大の樅の木。重さは10トンほどもあるそうです。
「この木は今年の3月にみつけました。まだ雪が降っていた時のことです。嵐にも見舞われましたがこうして無事に運ばれてきました」と作業員。
設置が完了してから3週間かけてツリーづくりが始まります。点灯は今月の26日の予定です。
「200個のボール、長さ10000メートルにもなる電飾が取り付けられることになっています」と別の作業員。
これは去年のツリー。きれいですねえ〜。コロナ感染で屋台の集まるクリスマス市は中止になりましたが、ツリーはいつものようにキラキラ輝いていました。
今年は例年通り市も開催されるようです。但し、蜜を避けるために出店のレイアウトや場所が変わるようです。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、クリスマスツリーを飾った。足元に蔦で出来たクレッシュを置いたら、わが家の猫に全部食べられてしまった。500ユーロが猫の胃袋へと消えていった・・・」
VDM(Vie de Merde)より
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