30ユーロで晩ご飯156 [お料理実践編]
月曜日は恒例の節約晩ご飯シリーズ。
30ユーロ以内で、4人分の晩ご飯をフルメニュー(前菜+メイン+デザート)で作ってもらいます。
今回はマルセイユにあるミシュラン一つ星レストランのシェフがクスクスを使った料理で挑戦してくれます。
ではスタート!
下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2021年11月6日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
マルセイユの港。
むこうからやってきたのがシェフのリオネルさん。早速30ユーロを渡して材料を揃えていただきましょう。
まず向かった先は港の屋台。水揚げされたばかりの新鮮な魚がリーズナブルなお値段で売られています。魚2尾800グラムを4ユーロで購入。残りは26.00ユーロ。
次は、ノワイユ界隈のこちらのお店にやってきました。クスクス料理に必要なものはここで手に入れることができるそうです。
まずは香辛料。そしてデュラム小麦を粗挽きしたクスクス。このクスクスが北アフリカのマグレブからフランスに伝わったのが19世紀のことでした。さらにマグレブで食べられているドライフルーツのデーツ(ナツメヤシの実)。最後にオリーブも追加で購入。これが全部で13.86ユーロ。残りは12.14ユーロ。
そしてちょうど安売りをしていたソーセージを購入。これが2.29ユーロで残りは9.85ユーロ。
次は八百屋さんにやってきました。カボチャ、ニンジン、カキ、ザクロを購入。これが全部で6.45ユーロで残りは3.40ユーロ。
せっかくまだ予算が残っているのでビスケットを購入。これが3.12ユーロ。最後に残ったのは0.38ユーロでした。では調理の開始!
まずはブイヨン作り。トウガラシ、ウコン、ペッパー等々を弱火にかけて鍋で温めます。温めると香り立つそうです。ここに水を加えたら野菜を入れて煮込みます。
その間に魚を三枚におろしてフライパンで軽く焼きます。ソーセージもフライパンで炒めたらブイヨンを少し加えてひと煮立ちさせます。
クスクスは水を吸わせてから蒸し器で20分ほど蒸します。ほくほくになったらお皿に移し野菜を盛り付けます。
次は前菜。
輪切りにしたニンジンに香辛料を加えて火を通したら、オリーブと混ぜ合わせて出来上がり。
最後はデザート。
カキはスライス、ザクロは4つに切って実を取り出し、スライスしたビスケットとデーツと混ぜ合わせミントをトッピングして出来上がり。香りと食感の両方が楽しめそうなデザート。
フライパンで炒めた魚にはソーセージと同じようにブイヨンをかけていました。
なんだかどれも美味しそう!
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、朝の5時に目が覚めた。うちのニャンのせいか、目覚ましがおかしくなったのか・・・。いや、携帯に、注文していたクスクスが出来上がったというメールが入ってきたからだ。朝の5時に・・・」
VDM(Vie de Merde)より
コメント 0