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週末はリヨンで(再訪) [パリから週末旅]

 日曜日は恒例の週末旅。

 今回はフランス第二の都市リヨン(Lyon)を旅します。パリからは高速列車で2時間ほど。

 では出発!

Paris_Lyon.jpg


下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2021年11月13日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 リヨンの夜明け。2000年前、ローマ帝国の兵士たちはリヨンを ”光の丘” と名付けたとか。

 ローヌ川とソーヌ川の合流地点にできた大都市はどこかトスカーナ風の佇まい。ほほ〜、確かにイタリア風のカラフルなファサードの建物が並んでいます。

 リヨンは行ったことがありますが、こんな雰囲気のところがあったとは知らなかった。

 ソーヌ川の散策には免許のいらないこのボートが最適。レンタル料は50ユーロ。

 次は陸に上がって丘の上に行ってみましょう。ここはノートルダム大聖堂(青印)。19世紀、住民たちがお金を出し合って出来た教会です。螺旋階段が美しい!ここを上がると屋根の上に出ます。すごい、こんなところに出られるんだあ〜。

 しばしこの眺めを楽しんだら、次はこの建物の中に入ってみましょう(赤印)。ここはオペラ座の最上階。ガラスのドームで出来たダンススタジオ。

 「創作には最適な広さのスタジオです。恵まれてるなと思います」

 一方、こちらはステージの裏側。13ユーロでこんなところも見学できます。この建物、現代建築家のジャン・ヌーヴェルが手掛けました。

 「彼が選んだのは黒でした。ステージの明かりが反射して観劇の邪魔をすることがないようにしたんです」

 もともとはイタリア様式のオペラ座だったのを、1985年、ジャン・ヌーヴェルが現代的な建物に作り変えたそうです。斬新で個性的。

 さて次は、クロワ・ルースの丘に行ってみましょう(緑印)。ここは地元の文化が培われてきた場所。皆さんが楽しんでいるのはペタンク?

 「ペタンクとは違って、もっと動きがあります」とプレイヤー。

 確かにこちらは走りながらボールを投げてる感じで激しいですね。今から170年ほど前にリヨンで生まれたスポーツだとか。

 次は美食の街で知られるリヨンのこんなお店に行ってみましょう(オレンジ印)。リヨンの郷土料理をストリートフード風に楽しめるお店です。

 これはクネルと呼ばれる魚のすり身の料理。唐揚げにするとは珍しい。しかも、フライドポテトのようにして食べます。ザリガニとマヨネーズを使ったソースを付けて食べると美味しいらしい。

 お腹が一杯になったら、そろそろ今晩の宿へと向かいましょう。リヨン郊外にあるこの小さな家で一晩をすごします。一泊90ユーロ。

 翌朝はちょっと変わった場所に行ってみましょう。これはソーヌ川の岸辺に係留されている細長いボートですが、実は礼拝堂です(焦げ茶印)。いわば川の上の教会。荷物を運ぶために川を航行していた船乗りのための教会です。

 礼拝堂には海運の守護聖人が祀られています。そしてこちらの十字架は船乗りたちが作ったもの。月に一度ミサも行われているそうです。

 もう一つ、変わった場所がありました。それがこちら(黄緑印)。

 なんだこれは?!廃墟と化した工場跡?

 いやいや、これは美術館。”カオスの住まい” という名前がつけられているだけあってカオスそのもの。入場は無料。

 いつもの観光コースとは違ったリヨンを楽しんだ旅でした。


******* フランス人のつぶやき *******

「2週間ほど前から毎朝必ず7時10分に目が覚める。目覚ましが鳴るからだ。問題は、その目覚ましの使い方はおろか、どこにあるのかも分からないこと。10日ほど前から、週末だけは朝寝坊がしたいと部屋中探し回っている[あせあせ(飛び散る汗)]

VDM(Vie de Merde)より


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