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30ユーロで晩ご飯158 [お料理実践編]

 月曜日は恒例の節約晩ご飯シリーズ。

 30ユーロ以内で、4人分の晩ご飯をフルメニュー(前菜+メイン+デザート)で作ってもらいます。

 今回はフランスのTV局TF1の元記者がチャレンジしてくれます。一体どんな料理をつくってくれるんでしょう?

 ではスタート!

Paris_CampsLS.jpg

下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2021年11月27日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 車を走らせやってきたのはプロヴァンス地方のとある農場。紺のダウンジャケットをお召になっているのが挑戦者のカトリーヌさんです。

 ここは養豚場。とは言っても自由に外を歩き回っています。つまりは放牧ですな。ということは、今回のテーマは豚。

 「前菜からデザートまで全部豚を使います」

 ええっ、デザートにも豚???

 とにかく30ユーロを渡して材料を揃えていただきましょう。

 まずは前もってこの農場に注文していた豚のスペアリブとブダンを入手。これが合計で20ユーロ。あれえ〜、この時点で残りはたったの10ユーロ。大丈夫なのかな・・・。

 またまた車で移動。地元の食料品店にやってきました。顔なじみのようです。店内に入ると、ジャガイモ、リンゴ、レモンを購入。さらに追加でポレンタ一袋も購入。これが合計で6.80ユーロ。残りは、3.20ユーロ。

 これでお買い物は終了。あれ〜もう終わり?どんな料理ができるんだろう?では調理開始。

 まずはデザートのモンテカオス(Montecaos)。

 材料は、小麦粉、砂糖、レモン、油、シナモン。焼き菓子ですが、バターも玉子も使いません。バターの代わりにラードを使います。つまりは豚の油。なるほど、それで豚がデザートでも使えるってわけだ。よく混ぜ合わせたら丸く成形してオーブンで焼きます。

 次はメイン料理。

 スペアリブにハチミツと醤油と香辛料で下味をつけたら、鍋に入れて火を通します。

 テーブルの上にもエプロンにも豚くん。

 最後は前菜。

 豚の血を使って作った腸詰めを茹でたら中身を器に盛り付け、マッシュポテトをのせて出来上がり。

 デザートはリンゴと一緒にいただくと美味しいそうです。ボリュームたっぷりのスペアリブの付け合せはポレンタ。

 いつものシェフの料理とは違って家庭の味のするお料理でした。


******* フランス人のつぶやき *******

「真夜中に6才になる息子が泣きながら起きてきた。部屋の壁から豚の群れがこちらに向かってくる怖い夢を見たという。壁の向こうでは、いびきをかきながらパパが熟睡中」

VDM(Vie de Merde)より


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