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週末はアヌシーで(再訪) [パリから週末旅]

 日曜日は恒例の週末旅。

 今回はフランス東部サヴォワ地方にあるリゾート地アヌシー(Annecy)を旅します。パリからは高速列車とローカル線を乗り継いで約4時間。

 では出発!

Paris_Annecy02.png


下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2021年12月4日に放送)▷がない場合は→こちらをクリック

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 アヌシーと言えば、古い街並みと湖がある風光明媚な観光地。その上、様々な屋外スポーツが楽しめる街でもあります。

 今回の旅はこんなところから始まります(青印)。駅近くの新しく開発が始まった界隈。ストリートアートを楽しみながら自転車を漕いでいると、古い町並みのあるところまでやってきました。

 そこはティル川の中州(赤印)。アヌシーと言えば必ずこの島が登場します。観光客にとっては大切な撮影ポイント。

 要塞化された四角形のこの建物。かつては牢獄として使われていました。現在は博物館になっており、アヌシーの建築物についての資料が展示されています。

 さて、次は市場に行ってみましょう(緑印)。昔から農作物の交易の街として栄えてきたアヌシー。様々な特産品が並んでいます。

 そしてこの湖。アヌシーは "アルプスのベニス” とも呼ばれているとか。こちらは舟大工のシリルさん。数少ない木製のボートを作っています。やはり木製は品格があります。

 こちらはシリルさんのアトリエ(水色印)。ボート一隻を作るのに400時間かかるとか。木目が美しい。

 さて、アヌシーにはとっておきの甘いお菓子もあります。こちらは優秀菓子職人の称号を持つフィリップさんのお店(オレンジ印)。ココアとガトー・ドゥ・サヴォワで一息入れましょう。美味しそう・・・。

 エネルギーを補給したところで、スキー場に行ってみましょう(こげ茶印)。市街地とスキー場を結ぶこのバスを利用するのが便利。

 標高1,400メートルにあるスキー場。手軽にスキーが楽しめます。しかもここからの眺めが素晴らしい。

 夕日が山の端に隠れる頃、活動開始!今晩の宿に向かって夜の雪山をガイドさんと一緒に歩きます。

 こうしてやって来たのがこちら(黄緑印)。焚き火と暖かい食事が待っていました。そして今晩の宿がこちら。日本風に言えばかまくら。中の気温は0℃。エアマットレスに羊の毛皮を敷いて、その上で寝袋にくるまって寝ることになります。

 翌朝は、また湖に戻ってスタンドアップパドルボードで水上を散策。水温は5℃。なななんと、インストラクターさんはランニングシャツみたいなウエアをお召になっております。

 アヌシーは観光もスポーツも楽しめる週末旅にはピッタリの街でした。


******* フランス人のつぶやき *******

「今日、親しい友人たちを家に招いた。キッチンで料理を作っていると、リビングでは先週末に皆でアヌシーに行った話で盛り上がっていた。先週末は都合が悪いと私に言っていたくせに・・・[ちっ(怒った顔)]

VDM(Vie de Merde)より


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