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30ユーロで晩ご飯160 [お料理実践編]

 月曜日は恒例の節約晩ご飯シリーズ。

 30ユーロ以内で、4人分の晩ご飯をフルメニュー(前菜+メイン+デザート)で作ってもらいます、と言うのが決まりですが、今回はクリスマススペシャル版。予算をはずんで50ユーロに増額。

 これに挑戦してくれるのがシェフエトワレのミッシェル・サランさん。

 ではスタート!

Paris_Toulouse.jpg


下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2021年12月18日に放送)動画が見られない場合はこちらをクリック

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 ここはミッシェルさんのお店の厨房。忙しそうですが作業は整然と進められています。

 さて、イヴの夜には家族でそれなりの食事をしたいもの。そんな時、この予算で高度なテクニックなしに洗練された料理が作れたらどんなにいいか・・・。

 その見本をミッシェルさん教えていただきましょう。では50ユーロを渡して材料を揃えていただきます。

 まずは魚屋さんで前菜用に帆立貝を購入。これが15.36ユーロで残りは34.64ユーロ。

 次はお肉屋さんにやってきました。マグレ(鴨の胸肉)約700グラムとフォワグラ一切れを購入。これが合計で20.56ユーロで残りは14.08ユーロ。

 ホタテ、マグレ、フォワグラと、年末のご馳走にふさわしい食材が集まりました。

 次はデザートの材料を求めて乳製品のお店にやって来ました。生クリームとヨーグルトを2.70ユーロで購入。

 残った11.38ユーロを手に八百屋さんにやって来ました。タルベ産白いんげん豆、ジャガイモ、玉ねぎ、ニンジン、カブ、ニンニク、ネギ、エシャロットを購入。さらにオレンジ、レモン、リンゴ、ミントひと束も購入。これが合計で9.96ユーロで残りは1.42ユーロ。

 残ったお金で、お店に無理を言って、イクラをごく少量売ってもらいました。これで50ユーロ全部を使い切りました。では厨房で調理の開始!

 まずはメイン料理から。

 マグレをフライパンで焼きます。鍋に野菜をいれて煮込んだら、フォワグラと一緒にミキサーにかけてソースを作ります。これをお皿に広げ、スライスしたマグレを盛り付けたら出来上がり。付け合せの小さい四角いのはなんだろう?

 次は・・・あれっ、厨房の向かって右後ろにある日本語はなんだ???前掛け?インテリアの装飾に使っているらしい。

 それはさておき、次は前菜です。

 殻からホタテを取り出し、少量の醤油を加えたオリーブオイルでマリネします。カブをスライス、青りんごをみじん切りにしたら、お皿に盛り付けます。ここで登場したのがあのイクラ。なんだかクリスマスっぽい盛り付けになりました。

 最後はデザートのパヴロヴァ。

 オレンジのコンフィを作り、クリームと一緒にメレンゲのカップに盛り付けたら出来上がり。

 念のため本日のメニューは、前菜がホタテのカルパッチョのイクラ添え、メインが鴨のローストとフォラグラ風味の白インゲンクリームソース、デザートがオレンジコンフィのパヴロヴァ。締めて50ユーロ(約6,400円)でした。


******* フランス人のつぶやき *******

「同居人の彼女が、緊縮財政で予算がないから買い物の半分を負担してくれという。僕はもちろんオッケーした。ところがその数時間後、彼女が ”カワイすぎ〜” な靴を170ユーロで買ってきた [ふらふら]

VDM(Vie de Merde)より


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