大晦日の過ごし方 [トピックニュース]
冬になると必ず一度は作る『ネギとジャガイモのスープ』。
かれこれ四半世紀ほど前に購読していたパリの日本語情報紙OVNIで紹介されていたフランス伝統の料理だ。作り方は至ってシンプル。ベーコンとネギとジャガイモを鍋に入れ塩・コショウして煮込むだけ。手間いらずで美味しい。
ジャガイモは煮崩れしやすいものを使う。ベーコンはスーパーで手に入るお手軽価格のベーコンを使っていたが、先日、成城石井の塊で売っているお値段やや高めのを使ってみた。これが、また格段と違ったレベルの料理になって美味しい。
そう言えば、ベーコンは香り付けに使うとか書いてあったっけ。さすがにお手軽ベーコンでは煮込んだ時にあの香りは出してくれない。
さて、明日は大晦日。午前0時を回ると新しい年がやって来る。コロナ感染拡大真っ最中のフランスの皆さま、大晦日はどのように過ごされるんでしょうか?
下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2021年12月29日に放送)動画が見られない場合は→こちらをクリック
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
こちらはフランス南部の都市トゥルーズの市場。買い物客で賑わっていますが、例年より買い物の量が少なめです。
コロナ感染拡大で大人数で集まることができません。故に料理の量も少なめ。
「私は高齢者だから用心したほうがいいですからね」
「妻と二人きりで過ごしますよ」
皆さん、大人数のパーティーには出席されないようです。パーティー用のドレスやスーツはタンスの奥にしまったままということになりそうです。
「静かに新しい年を迎えることになると思います」
「毎年、大人数で集まってお祝いしてましたが、今年は特に何もありません」
今のところ夜の外出制限は出ていませんが、今の感染状況を見て皆さん自粛されるようです。
今週水曜日からは期限限定で自己検査キットの販売も始まりました。
「ワクチンは接種してますが、念のため検査しておこうかと思います」
この自己検査キットのやり方を調べてみると、どうやら自分で綿棒を鼻の奥までいれて検体を取り出し、それを液体の入った試験管に入れ、その液体を検査シートに垂らすと陽性か陰性かが分かるようになっているようです。
あくまでも無症状者向けの検査キットで、この検査で陽性になった場合はPCR検査を受けることになるらしい。薬局だけでなくスーパーなどの量販店でも販売するようです。値段は5.20ユーロほど。
こちらはパーティー用品の専門店。お客様の数は少なめ。
「皆、オミクロンなんか忘れて、ワイワイやりたいんですよ」と男性客。
ええっ、集まってワイワイはちょっと怖くてやる気がしないけどなあ〜。
最後にちらっと出てきたお店の陳列がすごいですね。氷の山に何匹ものオマール海老がしがみついてるように見えました。あれ、全部本物かしら?
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、大晦日のパーティーに出かけようとしているとうちの人が言った。『この匂い何?マルセイユの石鹸で洗ったの?』あなた、これは香水よ、シャネルのね」
VDM(Vie de Merde)より
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