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週末はピラ山岳地帯で [パリから週末旅]

 日曜日は恒例の週末旅。

 今回はフランス中東部のピラ山岳地帯を旅します。パリからは車で5時間あまり。列車ならリヨンまで高速列車に乗り(約2時間)、その後はレンタカーを利用するということになりそうです。

 では出発!

Paris_Pilat.jpg


下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2022年1月7日に放送)動画が見られない場合はこちらをクリック

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 冬の山岳地帯・・・。凍えそうですが美しい!

 まずはスノーラケットで山登り。しばらく歩いていると頂上に到着(緑印)。標高は1400メートルほど。

 正面にはモンブランとそれに連なるフランス・アルプスの山々を望むことができます。

 足元を見れば岩がゴロゴロ。注意しないとつまずいて滑落しそう。

 山を降りる途中にレストランがありました(オレンジ印)。宿泊もできるようです。かつては山で放牧をしていた羊飼いや牛飼いが利用していたとか。

 厨房では食事の準備が始まっていました。生クリームでグツグツ煮えていたのはモリーユ茸。バターを加え塩コショウしたら溶き玉子を加えてオムレツの出来上がり。食堂で仲間と一緒にいただきます。そしてこちらが寝室。なんだかカプセルホテル風。

 どこからか鐘の音が聞こえてきました。ここは元修道院(青印)。13世紀に建てられました。6.50ユーロで中を案内してもらえます。

 中はかつての僧侶たちの暮らしが再現されています。洋服ダンスのようなベッド。食事はこちらの窓辺で取っていたようです。皆、菜食主義で肉は食べなかったとか。

 この元修道院は今では一つの村のようになっています。住人は60人。僧侶が使っていた部屋が住宅になっています。

 そしてここのお宝がこちら。14世紀に描かれたフレスコ画。ここはかつての礼拝堂???

 「我々の使命は、できるだけいい状態でこの素晴らしい財産を子孫に引き継ぐことがと思っています」と保存会の会長さん。

 さて、そろそろ今晩の宿へと向かいましょう。今晩はこのカナダ風ログハウスに泊まります(焦げ茶印)。一泊75ユーロ。

 就寝前には暖炉用の薪を準備しなくてはいけないらしい。ちょっとこれは重労働。しかも慣れてないと難しい。そんな時はすでに用意してある薪を提供してくれるそうです。これで安心。暖かくして寝ることができます。

 翌朝は、ちょっと変わったスポーツを楽しみましょう。それは雪合戦。雪玉を投げたり避けたりしながら旗を取りに行くチーム戦。遊びではありません。きちんとしたルールがある日本生まれのスポーツです。なんか楽しそうですね。

 スポーツでひと汗かいたら身体が冷えてきました。露天風呂に入りましょう!お湯は38℃と日本人にとってはちょっと低め。40℃は欲しいところです。温まったら雪に寝っ転がって冷やします。サウナじゃないから冷たすぎじゃないのかな・・・。

 それはともかく、次はこんなところにやってきました。ここは飴屋さん(赤印)。飴をつくるところを無料で実演してくれます。そして飴づくりを体験することもできます。旅人さん、少々歪ですが、なんとか出来上がりました。そしてお土産を買うのを忘れないようにしましょう。

 最後は30キロのクロスカントリーに挑戦。料金はたったの3ユーロ。フランスで最安値。

 今回は自然と雪を堪能する旅でした。


******* フランス人のつぶやき *******

「今日、カナダの空港で蚊に刺された。外は猛吹雪・・・[あせあせ(飛び散る汗)]

VDM(Vie de Merde)より


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