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フランスで最も美しい木 [フランスのお宝]

 今週月曜日の夕方、ジムからの帰り道、暗くなった空を見上げると雲に隠れていた月が顔を出し始めた。

 丸くて煌々と輝くお月さま。今日は満月?と思っていたら、火曜日の夜8時頃が本物の満月だったらしい。

 それにしてもきれいな月だった・・・。

 それはさておき、本日は長い歴史を持つ木のお話。

Paris_LaCelleSC.jpg


下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2022年1月18日に放送)動画が見られない場合はこちらをクリック

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 今年、「フランスで最も美しい木」に輝いたのがこの木。栗の木です。

 ここに植えられたのはフランス国王ルイ14世の時代。330年も前のことです。

 幹のシワがすごいですね。それよりもっとすごいのは、傷つけられながらもそれに順応しながら生き抜いてきたこと。

 「この木は、病や嵐など様々なストレスを受けながらも折り合いをつけながら成長してきたんです」と専門家。

 古い写真を見ると、人々はこの木の枝を切って生活に利用していたようです。

 枝張りは18メートル。そして今も伸び続けているとか。新緑の頃にはこんな姿に変わります。

 現在、この木を中心にして630軒の家が立ち並んでいますが、18世紀のこの界隈には350本もの栗の木が植えられていました。栗園みたいなところですね。

 「私にとってあの木は永続性のシンボルです。様々な自然の変化を乗り越えて300年以上もあそこで生きてきたんですからね」と男性。

 家の窓を開けると毎日必ずこの木が見えるというのはどんな気分なんだろう?

 「私は子供の頃にあの辺りをよじ登ってましたよ」と別の男性。

 「あらゆる世代の人々がこの木の下に集まって栗の実を拾っていました」と女性。

 やっぱり実がなるんですねえ。人々に恵みを与えてくれる栗の木。実りの秋にはこんな姿に、そして雪の降る冬はこんな姿になります。

 「よそからやって来た人は平気で木の枝を折る傾向がありますが、今回、この賞を受賞したことで、粗末にしてはいけないとはっきり言えるようになりました」と町の保存協会の会長さん。

 逞しくておおらかで慈愛に満ちた栗の木でした。


******* フランス人のつぶやき *******

「今日、2メートルほどの木の枝に登って降りてこられなくなったネコを助けようと木によじ登っていると、結局、ネコは自力で降りてきて、今度は僕が降りられなくなった[あせあせ(飛び散る汗)]

VDM(Vie de Merde)より


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コメント 2

kousaku

画像は綺麗に見えましたが言葉が分からないです、こんな大きな栗の木が有るんですね。
by kousaku (2022-01-20 08:18) 

carotte

kousakuさま
こんな大きな栗の木は例外的だとナレーションで言っていました。だいたい私が書いたことと同じようなことを言っていますが、翻訳するわけにはいかないのでおおよそです。
by carotte (2022-01-20 13:16) 

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