30ユーロで晩ご飯162 [お料理実践編]
月曜日は恒例の節約晩ご飯シリーズ。
30ユーロ以内で、4人分の晩ご飯をフルメニュー(前菜+メイン+デザート)で作ってもらいます。
今回は、なんとカリブ海のサン・マルタン島へ飛びます。チャレンジしてくれるのは地元の料理人とフランスのシェフ・エトワレ。どんな料理をつくってくれるんでしょうか?
では、スタート!
下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2022年1月22日に放送)動画が見られない場合は→こちらをクリック
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
おお、カリブのビーチ!
ビーチ沿いにリゾート施設が並んでいますが、こちらがマルセイユのシェフ・エトワレのミシェルさん、そしてこちらがアンティル諸島で一番優秀な料理人ジミーさんです。
さっそく30ユーロを渡して材料を揃えていただきましょう。
食料品は90%が輸入。ということは高くてとても30ユーロでは無理。となると地元の食材を使うしかありません。
まず訪ねたのは農場。なんだか見たこともないような実がなっています。パパイヤ、バナナ、りんご、カキ、唐辛子、その他、香りのする野菜を購入。これが全部で10ユーロ。残りは20ユーロ。
次は牧場にやって来ました。なんだかカリブとは思えないこの風景。ここには鶏もいます。
というわけで、鶏を一羽購入。さらにベリーの実も購入。これが合計で15ユーロで残りは5ユーロ。
ビーチ沿いのお店の厨房にやってきました。カリブのお店のキッチンだけあって、オーシャンビュー。
購入した食材を並べて調理の開始!
因みに、残った5ユーロのうち4ユーロは香辛料を買うのに使ったようです。
まずは前菜から。
バナナの皮を向き、スライサーで千切りにしたらさっと火を通します。ココナッツミルク、辛くない唐辛子、刻んだハーブを加え、出来上がったのがリゾット。緑はバジルソース、黄色いのは焼いたカキ。
次はメインの鶏料理。
胸肉をフライパンで焼きます。そしてこの見たこともないような実を使います。皮を剥くとこんな感じ。これに、野菜とハーブで作ったブイヨンを加え、ペースト状にします。これを胸肉の焼き汁に加えてソースを作ったら、千切りにしたパパイヤに絡ませ、焼いた胸肉にのせてできあがり。
最後は、デザート。
小さいですがこれはりんご。半分に切ったら砂糖をまぶしてフライパンでキャラメリゼするまで焼きます。透明の液体はラム酒???そこにバニラビーンズと、レモンの代わりのスターフルーツの絞り汁を加えます。こうしてできたのがこちらのデザート。
島の食材を使ってフランス料理が完成しました。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、熱帯植物の栽培と環境保全について8年の勉学に勤しみ博士号を取得。で、就職先で就いた部署が、パリのアパート地域の現状調査だった」
VDM(Vie de Merde)より
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