週末はドレスデンで [パリから週末旅]
日曜日は恒例の週末旅。
今回はドイツの都市ドレスデンを旅します。パリからは空路で3時間半。思ったより時間がかかりますね。
では出発!
下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2022年2月5日に放送)動画が見られない場合は→こちらをクリック
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
空港から車を走らせていると、街並みが見えてきました。他の都市と同じように戦後復興された街並みです。
まずはこちらの聖母教会を見学してみましょう(青印)。
中に入ってみると、ドーム型の天井の下に並んだバルコニーが、まるでオペラ劇場のよう。1945年、連合軍の空爆を受け、長い間廃墟になっていましたが、10年ほどの月日を費やして今の姿に再建されました。場所によっては火災で焼けた部分が残されています。
地上600メートルのドームの上まで行ってきましょう。ドレスデンの街が一望できます。歴史的建造物の残る地域はユネスコの世界遺産にもなっています。
夜の帳が降りる頃、オペラ劇場に行ってみましょう(赤印)。1871年に建てられたこのオペラ劇場には、設計者の名前がつけられています。案内の方に特等席を見せてもらいましょう。19世紀、ここでザクセン王室が座って音楽やバレーを楽しんだそうです。
この時は今晩の演目「くるみ割り人形」のリハーサルが行われていました。フランスからのダンサーが出演するようです。本番の映像が少しだけ見られました。
そろそろ夕食の時間。こちらのレストランでザクセンの郷土料理をいただきましょう。すごいボリューム!これで19ユーロ。
お腹がいっぱいになったら今晩の宿へと向かいましょう(緑印)。森をイメージしたものなどお部屋がどれも個性的。今回宿泊したのはドレスデンのアーティストの手によるこちらのお部屋。一泊40ユーロ。
荷物をお部屋に置いたら、一階のリビングルームで一杯やりながらゲームやおしゃべりを楽しみましょう。これがザクセン地方の交際術。しかも宿には様々な国からのお客さんが宿泊中。国際交流の場にもなっています。
さて、翌朝は街をぶらぶら。面白い装飾を施した建物があちこちに立っています。アートと住居の合体。
次はちょっと変わったところに行ってみましょう(焦げ茶印)。何だこの岩山は!!!
ドイツでも人気の観光スポット。見学は無料です。この岩山は100万年前に侵食でできたと言われています。40分ほどで全体を見学できます。
最後はこれをいただいてから帰りましょう。ドレスデン風シュトーレン。
「小麦粉、バター、レモン、アーモンド、バニラビーンズで作られています」
自分用のお土産にお買い求めになりました。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、夫婦で豪華な高級ホテルで週末を過ごすことになった。ディナータイムになって周りを見ながら夫が言った。『なんかくつろげるねえ。僕たちみたいにみんな年寄で不細工ときた、はははあ〜』」
VDM(Vie de Merde)より
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