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30ユーロで晩ご飯165 [お料理実践編]

 月曜日は恒例の節約晩ご飯シリーズ。

 30ユーロ以内で、4人分の晩ご飯をフルメニュー(前菜+メイン+デザート)で作ってもらいます。

 今回は、アルザス地方でレストランを営むご夫婦が郷土料理タルド・フランベをフィーチャーした料理で挑戦してくれます。

 ではスタート!

Paris_Strasbourg.jpg


下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2022年2月12日に放送)動画が見られない場合はこちらをクリック

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 タルト・フランベとはこれのこと。ピッツァのようでピッツァにあらず。

 そして、お店から出てきたのがチャレンジャーのご夫婦リディアさんとローランさんです。

 早速30ユーロを渡して材料を揃えていただきましょう。と、出発したいところですが、まずは薪でお店の窯を温めるのが先。

 おお、放り込むと勢いよく燃えだしました。これでやっと買い出しに出かけることができます。

 まず向かった先は製粉所。オーガニックの小麦の粉を購入。これが2ユーロで残りは28ユーロ。

 「アルザス地方の農家では、まずかまどに火をつけて、お昼になったらタルト・フランベを焼き、それからパンを焼くというのが伝統だったんです」と地元の方。

 次もまた生産者から直接購入するようです。何を買うかと言えば、フロマージュブラン、生クリーム、玉子。合計で8.54ユーロ、残りが19.46ユーロ。

 次は野菜と果物ですが、生産者直売所にやってきました。ジャガイモ、玉ねぎ、リンゴ、パセリを購入。これが合計で12ユーロ。残りは7.46ユーロ。

 最後はお肉屋さんにやってきました。タルト・フランベで重要なのが、このベーコン。ドライで良く燻してあるのが良いらしい。これが6.90ユーロで残りは0.56ユーロでセーフ。

 予算内に収まりました。ではお店の厨房で調理の開始。かまども丁度いい蔵に温まっているようです。

 まずはメインのタルト・フランベから。

 生地を作ったら薄く伸ばしておきます。玉ねぎとベーコンをスライス。フロマージュブランを3分の1、生クリームを3分の2の割合で混ぜたものを生地の上に薄く伸ばしたら玉ねぎとベーコンをたっぷりのせます。後は焼くだけ。

 次は前菜のビブレスケス(bibeleskaes)。初めて聞く料理名。

 赤玉ねぎとニンニクをスライス、パセリをみじん切りにします。タルト・フランベに使ったフロマージュブランと生クリームのミックスと同じものをお皿にもりつけます。どうも食べる時に野菜を混ぜて食べるらしい。付け合せは、茹でたジャガイモのスライスを玉ねぎとベーコンと一緒にフライパンでさっと炒めたもの。

 最後はデザートのリンゴのタルト。

 皮むき器で皮を向いたら薄くスライスして生地の上に並べます。オレンジ色のはリンゴのジャム???

 タルト・フランベを窯で焼きます。リンゴのタルトはこのあとで焼くことになるのでしょう。

 さあ、熱々をいただきましょう。やっぱりピッツァのようでピッツァではなかったですね。


******* フランス人のつぶやき *******

「今日、6才になる息子が台所で小麦粉を撒き散らした。彼が言うには、透明人間を見てみたかったんだそうだ[あせあせ(飛び散る汗)]

VDM(Vie de Merde)より


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