すみれの花 [トピックニュース]
プーチンがああで、ウクライナがこの有様では、「30ユーロで予算内に収まりました、では厨房で調理の開始!」の番組を放送する枠もなくなり、月曜日恒例の節約晩ご飯はお休みです。
結局、ロシアのリーダーは20世紀初頭から何も変わってない気がする。邪魔者は消す、歯向かうものは力でねじ伏せる。時代錯誤も甚だしい。こんな事がまかり通って良いはずがない。
平和な生活を突然失い、爆弾の音に怯える人たちを見ていると胸が締め付けられる。このような状況は一刻も早く終わらせなくてはならない。
一方、NATOといえば、確かトランプ時代にアメリカはNATOから手を引くみたいなことを言ってなかったっけ?あれはどうなったんだろう?
そんなこと言うなら、欧州は自分たちだけでなんとかするさ、みたいな話になっていたような気が・・・。
どっちにしても変なのが大統領になるとろくなことがない。
それはさておき、本日は紫色の小さな花のお話。
下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局France 2で2022年2月26日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
フランス南部の都市トゥルーズのシンボルがこのすみれの花。育てるのが難しいらしく、栽培する農家は多くない。
そんな中、この花を料理に使うシェフは増えているとか。
こちらはすみれの栽培者。ジャケットもすみれ色。1960年代、600軒の農家ですみれが栽培され、世界中に輸出されていたそうです。時代の流れとともに栽培しやすい花に取って代わられてしまいました。
その流れに逆光するかのように料理に使い始めたシェフの数は増えたのです。特にミシュランの星を獲得しているシェフの間でよく使われているそうです。
ティエリーさんもその中の一人。なんにすみれを使っているかというと、デザートのティラミス。花の他にシロップ、砂糖、さらに砂糖で固めたすみれの花びらを使います。
ボールに玉子の黄身、すみれの砂糖を入れよくかき混ぜます。そこにマスカルポーネ、生クリームを加え、すみれのシロップを垂らしてふんわりと混ぜ合わせます。味を見て満足そうなシェフ。
器にすみれの花びら、シロップ、ビスケットを入れ、チョコレート入りの生クリームをのせ、砕いたヘーゼルナッツと砂糖で固めたすみれの花びらを散らして、先ほど作ったすみれのマスカルポーネをのせチョコレートパウダーをふりかけたら、冷蔵庫で2時間ほど休ませます。
最後はすみれの花びらを飾って出来上がり。なんともゴージャスなティラミス。どんなお味なのか気になります。
******* フランス人のつぶやき *******
「いつもテレビのお料理番組を食い入るように見ている6歳になる娘が言った。『今日は、ビーフストロガノフの自家製フェットチーネ添えとデザートはすみれのマカロンにしてね』」
VDM(Vie de Merde)より
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