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杏を救え! [ローヌ=アルプ地方]

 ジャン=ジャック・アノーがノートルダム大聖堂の火災を映画化したようです。予告が下記。


 かなりの迫力。フランスでの公開は3月16日。日本公開は不明。

 当然ながら今の大聖堂ではロケはできないので、パリ中部の都市ブルジュにある サン=テティエンヌ大聖堂で行われたらしい。

 さて、果樹園の桃や杏の木に花が咲いて春近しなどと言っていたら、農家の皆さんは霜対策で大変なようです。

Paris_StJeanDeMuzols.jpg


下記ウィンドウの▷をクリックしてご覧ください。(フランスのTV局TF1が2022年3月8日に放送)動画が見られない場合は→こちらをクリック

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 夜、果樹園で忙しく動き回っているのはその農家の方。

 ここに植えられているのは杏。小さな花が咲いています。これが成長して受粉して実をつけてくれることになるのですが・・・。

 「開花してから気温が3℃を下回ると、花はしおれてしまい大損害になってしまいます」とジャン=フィリップさん。

 朝の2時から果樹園で気温を測り続けています。どうやらスマホのアプリで場所ごとに実際の気温が測れるようです。

 気温が下がって危険と判断したら、あの小さなドラム缶のようなものに火をつけて空気を温めるらしい。

 この状態が続くのは今日で4日目。ということは、夜はほとんど寝られない日が4日続いたということです。果樹園の仕事も楽じゃないですね。

 それにしても炎がまるでろうそくの灯火のようできれい・・・。

 そんな浮かれたことを言ってる場合じゃなさそうです。場所によって気温が6℃を下回っているとか。

 こちらには大掛かりな装置があります。音もかなりなもの。風車のようなもので霜を防ぐものらしい。

  ジャン=フィリップさんは去年は霜の害で杏の収穫がすべてできなくなってしまったそうです。

 「温暖化の影響で花が咲くのが早くなり、霜の被害も出るようになってしまいました。昔はこういうことはなかったんですがね」

 霜のリスクは4月末まで続くそうです。

 それにしてもあの燃料は石油?値上がりも痛い出費になりそうです。


******* フランス人のつぶやき *******

「今日、うちのアパートは冷蔵庫と同じくらい寒かったらしく、冷蔵庫の扉が開いたままでもアラート音がならなかった[あせあせ(飛び散る汗)]

VDM(Vie de Merde)より


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