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海岸の絶壁巡り [ノルマンディー地方]

 先月末まで、家から西側にあるジムに通っていた。3月になってからは東側にあるジムに通い始めた。

 それで気がついたのだが、新しいジムから帰ってくる時、やたら向かい風に吹かれてしまう。前のジムからの帰路では風など大して吹いてなかったとみえて気にもならなかった。

 東から西に向かって歩くと向かい風に合う?

 偏西風というものは地上にも影響を与えるものなんだろうか?それとも単なる偶然か?

 それはさておき、日曜日恒例の週末旅はまたまた放送がなかったのでお休みです。本日は、気分転換で海でも見に行ってみましょう。

Paris_LaHague.jpg

下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2022年3月11日に放送)動画が見られない場合は→こちらをクリック

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 ノルマンディ地方のコタンタン半島にあるラ・アーグ(La Hague)。

 ここには数キロに渡って続く断崖を堪能できるハイキングコースがあります。目の前の海は英仏海峡。海からの強風が絶えません。

 「素晴らしい場所だわ!」と女性。

 ワンちゃんと一緒の方もいます。 

 「開放感と広大な自然ときれいな空気を味わいたかったんです」と男性。

 「コロナ禍で2年も不自由な生活を送ってきましたからとても満たされた気分です」と女性。

 ラ・アーグの海岸は欧州でも高い位置にあり風の強い場所でもあります。その絶壁の上にある草原は羊の飼育に適しているそうです。

 「ここいらの土地はすべて我々の先祖が自分たちの手で開梱してきたんです。耕地整理などというものは一度もされていません。昔の土地のままなんです。僕はそこに惹かれたんです」と羊飼いのヴァンサンさん。

 半島の先にはグリー灯台(Phare de Goury)があります。そのすぐ近くにあるレストランではハイカーたちが昼食をとっていました。

 鉄板の上で美味しそうに焼けているのは子羊のもも肉。柔らかくて美味しそうなお肉ですね。

 お腹がいっぱいになったところで、さらに歩を進めましょう。ここにはこんな小さな港がありました。静かで平和な暮らし。

 この地に惹かれて、詩人のジャック・プレヴェールが、こちらの家で暮らしていたそうです。


******* フランス人のつぶやき *******

「今日、久しぶりにマスクを外して窓を全開にして外の空気を味わっていると、突然の強風で窓が締り、顔面打撲[ふらふら]

VDM(Vie de Merde)より


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