週末はアミアンで(再訪) [パリから週末旅]
日曜日は恒例の週末旅。
今回はフランス北部ピカルディー地方にある都市アミアン(Amiens)を旅します。パリからは列車で1時間半弱。
では出発!

下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2022年3月12日に放送)動画が見られない場合は→こちらをクリック
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
「アミアンは静かで思いやりのある生活ができるところですよ」
「アミアンと言えばこの大聖堂ですよ。これを見たら無関心ではいられないでしょう」
まずは、この世界でもっとも大きなゴシック様式の教会を訪ねてみましょう(青印)。
中に入るとさらにその大きさを実感できます。なにしろパリのノートルダム大聖堂の2倍の大きさ。天井もどことなく高く見えます。そして目を引くのが床の迷路のようなこの模様。
「これは信者や巡礼者にちょっとした巡礼の旅をしてもらうためのものなんです」と市の文化部の方。
黒い線を辿って中心部分に行き着くと巡礼が完了します。
次は階段を上がって屋上まで行ってみましょう。ここからは大聖堂が街の中心にあることがよくわかります。そして、こちら側には緑の多い場所が広がっているます。次はそこへ行ってみましょう(緑印)。
そこは沼地の広がる湿地帯。ボートで案内してもらいましょう。季節はまだ冬。川沿いには葉を落とした木々が並んでいます。川の流れは合計で60キロにも及び、欧州でも唯一の長さを誇ります。沼地にできた島のような畑では野菜の栽培が行われています。
次は、この川沿いにあるレストランでアミアンの郷土料理をいただきましょう(オレンジ印)。
それはピカルディーのフィセル。材料はクレープ、キノコソース(エシャロット、キノコ、塩・コショウ、パセリ)、エメンタールチーズ、生クリーム、ハム。作り方は簡単。ハム、きのこソースをクレープで包み、生クリームをかけたらチーズをのせてオーブンで焼きます。美味しそう!
お腹が一杯になったら市内を散策してみましょう。無料でガイドをしてくれるのがテオフィルさん。
どこに行っても見える大聖堂。この大地にしっかり根を下ろしているように見えます。こちらはサーカス劇場(赤印)。そしてこちらがジュール・ヴェルヌ記念館(水色印)。ここで数々の作品が執筆されました。
次に案内してくれたのサン・ルー地区(黄緑印)。ここはご覧の通りプチ・ベニスとも呼ばれているそうです。そして最後はドン広場にやってきました(広場)。夜をすごすにはここが一番いいそうです。で、やってきたのがこちらのバー(紫印)。にぎやかですねえ〜。
そしてその夜一泊したのがこちらの高層ビル(黒印)。終戦直後に建てられた建物としては欧州で一番高い建物でした。
さて旅の終わりは空の旅を楽しみましょう。少しかすんだ大聖堂と高層ビルが見えています。高度が上がるとアミアンの街がジオラマのようになっていました。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、リンゴを食べながら出かけてしまい、残った芯だけ運河に投げ捨てるつもりが、家のカギまで投げてしまった
」
![[ふらふら]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/144.gif)
VDM(Vie de Merde)より
アミアンって、フランスの北の方に位置するのですね。
拙ブログへのnice!ありがとうございました。
by U3 (2022-03-20 18:33)
U3さま
かなり北ですね。パリからすぐだから、そんなに北にあるとは思ってなかったのですが、そもそもパリが北にありますねえ〜。
こちらこそnice!をありがとうございます。
by carotte (2022-03-21 14:24)