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ガトー・ナンテ [フランスのお菓子]

 桜が咲く頃になると、たいてい春の嵐がやってきて、淡いピンク色の花を思い切り散らして去っていく。情け容赦ないですな。

 今年はまだ開花が始まって間もないから、嵐が去ってから開花が加速するのかも。

 さて、本日もまたフランスのお菓子のお話。

Paris_Nantes.jpg

下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2022年3月24日に放送)動画が見られない場合はこちらをクリック

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 こちらはフランス西部の都市ナント。カフェのカウンターに置いてあるこのお菓子がガトー・ナンテ(gâteau nantais)。なんと200年もの歴史があるそうです。

 「居心地のいい場所に腰を下ろし、こうして食べるのが好きなんです」

 「旅行に持っていけるお菓子だって聞いています。つまり長持ちするってことです」

 ガトー・ナンテはラム酒と砂糖が主役のお菓子らしい。

 ナントで生まれたお菓子に間違いないものの、その材料は、17世紀にこちらの港からナントに持ち込まれました。

 「ここで荷降ろしされて、あちらの建物の一階で取引されていました」と歴史に詳しい専門家。

 そんな時代に生まれたお菓子も、1990年代にはほんの数軒の店舗で作るだけになっていました。

 「ラム酒の香りがして、柔らかくて美味しい、なんて話を聞いているうちに、自分でも作ってみたいと思うようになったんです」とナントのパティシエ。

 作り方は、玉子と砂糖とアーモンドの粉を良く混ぜたら、ラム酒を加えて焼きます。これは大人のお菓子ですねえ〜。

 「アーモンドとラム酒のケーキは大好物なんで、よく食べますよ」

 「保ちが良いので旅に持っていけるお菓子らしいですけど、私の場合、旅はあまりしませんから普通の生活で食べるお菓子です」

 焼き上がったら表面をアイシングします。これがまた美味しそうに見えますねえ。

 コーヒーと紅茶、どっちに合うのかな?


******* フランス人のつぶやき *******

「今日、新しい会社で働き始めて二日目。エスプレッソマシンでコーヒーを入れようとしたけどダメ。結局、澄ました顔でコーヒーを飲んでいるふりをしたのだった[あせあせ(飛び散る汗)]

VDM(Vie de Merde)より



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