週末はビルバオで(再訪) [パリから週末旅]
日曜日は恒例の週末旅。
今回はスペインのバスク地方の都市ビルバオ(Bilbao)を旅します。
パリからは空路の直行便で1時間半ほど。
では出発!
下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2022年3月29日に放送)動画が見られない場合は→こちらをクリック
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
古い建物が立ち並ぶ密集地帯。同じよう路地ばかりで迷子になりそうなので、イサベルさんに案内してもらいましょう。
イサベルさんは元教師。リタイア後はビルバオで暮らしています。
「昔は、通りに肉屋があれば肉屋通り、靴屋があれば靴屋通りなどと呼ばれていました」
街の中を流れているのがネルビオン川。この川のおかげで街は中世の頃から発展を遂げたそうです。
その川にかかるスビスリ橋を渡りましょう(赤印)。向こう側には近代的なビルバオがあります。
そこにあるのはこの物体、ビルバオ・グッゲンハイム美術館です。建物からして芸術。中に入る前に、玄関前にどっしりと佇むこちらの作品について教えてもらいましょう。
「これはジェフ・クーンズ作 ”Puppy”です。子犬とは言え高さは12メートルもあり、3万8千本の花で出来ています」と美術館の方。
花は1年に2回入れ替えられるそうです。
中に入ってみましょう。外観だけでなく中も芸術。入館料は13ユーロ。毎年100万人の見学者が訪れるそうです。
さて、そろそろ今晩の宿へと向かいましょう。それはビルバオから車で1時間ほどのところにあるこのホテル(緑印)。
「建物の外観が大変個性的です。ここで宿泊したいと思われる方は多いんですよ」とホテルの方。
中には10点ほどの芸術作品が展示されています。魅力的な作品があれば購入することもできるとか。お部屋はということ、こんな感じです。一人一泊75ユーロから。
さて、夜はビルバオの街に戻って、夕食をいただきましょう。こちらのお店でスペインならではの料理を堪能します(オレンジ印)。
スペインの郷土料理と言えばピンチョス。お値段は一つ2.50ユーロ。今日は特別に作り方を教えてくれるそうです。
「パンのうえに具をのせて2口で食べられるというのが当店の基本です。味は重要ですが見た目も楽しめなくてはいけません」
スライスしたパンにタラの切り身をのせて、オレンジ色のソース、ビルビルをのせたら出来上がり。
お腹がいっぱいになったら腹ごなしにバスク地方の民族衣装を身につけてダンスを楽しみましょう。靴は布製のエスパドリーユ。全体に赤と白の取り合わせ。
その赤と白と言えば、ビルバオのサッカーチームの色と同じ。こちらがそのスタジアム(黄緑印)。このコーナーには優勝したときのトロフィーが展示してあります。
最後は、雄大な自然を味わいにこちらに行ってみましょう(焦げ茶印)。この地形、1億万年前に海の底で作られ、大陸と衝突して海面にせり上がってきたそうです。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、美術館で、部屋の片隅に置いてあった面白い形のゴミ箱にチューインガムを捨てたら、監視員に怒られた。あれは作品だそうだ」
VDM(Vie de Merde)より
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