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フランスのパスタD [フランスのグルメ]

 仏大統領選の2回目の投票は24日に行われるが、サルコジさんがマクロンに投票すると表明。

 さらに惨敗した共和党はル・ペンにだけは投票するなと言い出した。

 棄権する人もいるだろうからマクロンの得票が増えるかどうかは分からないとしても、まっとうに行けばマクロンの当選でしょうかね。

 さて、本日はドフィーネ地方のパスタ料理のお話。

Paris_Romans.jpg

下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2022年4月6日に放送)動画が見られない場合は→こちらをクリック

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 イゼール川のほとりにあるこの町で生まれたのが、ドフィネのラビオリ。小ぶりでかわいい形をしています。

 このラビオリを発明したのがこちらの方、メール・モリーさん(モリーお母さん)。

 1900年、未亡人となったモリーさんが、カフェでお客に出したそうです。しかも初めてお持ち帰りも始めたとか。

 当時はこうして生地づくりからすべて手作りでした。中に詰める具は、パセリ、バター、フレッシュチーズ、コンテチーズ(少なくとも6ヶ月の熟成)。

 刻んだパセリはたっぷりのバターで火を通します。これにチーズを混ぜて生地に絞り出します。

 このラビオリ、IGP(地理的表示保護)のラベル付き。地元の人に愛され馴染みのある食べ物のようです。

 そしてここから、庶民的なものから洗練されたものまで様々な料理が生まれていきました。

 今回は、バターナッツのヴルテとのコラボ。カリカリに焼いた栗を砕いたものがトッピングされています。お値段は25ユーロ。ちょっと高い気がしますが、このお値段でこの料理はお得らしい。

 そしてこんなものも登場しています。ラビオリの自販機。

 年間500トンを製造販売しているそうです。半分は生で、半分は冷凍。

 これが様々な飲食店で使われているそうです。しかも冷凍。どうも冷凍だからこそ茹で上がりが美味しくなるらしい。

 茹でたラビオリに生クリームとチーズで作ったソースかけてオーブンで表面をこんがり焼いたら出来上がり。

 また、フィレステーキの付け合せにしても美味しく食べられるそうです。


******* フランス人のつぶやき *******

「今日、時間がなかったので夕食はインスタントのラビオリ。すると子どもたちが言った。『今までで一番美味しい!』[あせあせ(飛び散る汗)]

VDM(Vie de Merde)より


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kousaku

新ブログへ移行完了しました。
よろしくお願いいたします。
by kousaku (2022-04-14 06:44) 

carotte

kousakuさま
さきほど新ブログをお訪ねしてきました。春の花がたくさん咲いてました!^^/*
by carotte (2022-04-14 12:55) 

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