投げ込みチラシ [トピックニュース]
しばらく少ないなと思っていたら、最近になってやたら郵便受けにチラシが入るようになった。
業者が配布を一手に引き受けているからまとめてドカンと入っていることが多い。
そのほとんどがゴミ箱に直行。つまり無用のものばかり。役に立てた記憶がまったくない。ゆえに紙の無駄遣い。
フランスではこの投げ込みチラシがなくなる?
下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局France 3で2022年5月4日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
大量のチラシが郵便受けに投げ込まれます。
しかし、これもまもなく見られなくなりそうです。チラシの無駄を減らすために新しい対策が講じられることになったからです。
どういう対策かと言えば、広告を受け取りたい人は郵便受けに ”Oui Pub" と書かれたシールを貼ること。"Oui Pub”とは、広告OKというような意味。
そう言われると、以前は、受け取りたくない人が ”広告ノー” というような貼り紙をしていたような気が・・・。
今回は受け取りたい人が貼るということですから、何もなかったらチラシは投げ込むなってことになりそうです。
今のところこのOui Pubシールの試験的導入を決めているのは15の自治体のみ。その一つがここナンシーです。
「紙の広告は要らないですね。インターネットの広告で十分です」と女性。
「投げ込みチラシにはちょっと困ってたんです」と男性。
一方、こんな人もいます。
「投げ込みチラシ?受け取りますよ。見るのが楽しいからね」
「広告がなかったら安売りをやってるかどうかわからなくなりますよ」
今は安売りなど大抵のものはネットで探せばみつかりますが、こんな方々もいらっしゃるのですね。
フランスでは年間平均で1世帯あたり約40キロのチラシが配布されています。
ある調査によれば、そのうちの3分の1が読まれずに捨てられているとか。この無駄をどうにかしようと始められるのが ”Oui Pub”シールというわけです。
すでの大型スーパーのモノプリやカルフールは紙のチラシの配布を止めました。他のスーパーも試験的にチラシの配布を止めています。
そうなると全国で20万人の雇用を抱える印刷産業は大丈夫なんだろうかと気になりますが、影響はないとのこと。ホントかな?
それにしても、3分の1が読まれないということは、3分の2は読まれているということになります。想像以上に読んでる人が多いような・・・。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、スーパーの入り口で女性がチラシを配っていたのだが、僕だけにはくれなかった。変だなと思い、もらった人が投げ捨てたチラシを見てみた。それは新しくオープンする美容院のチラシだった。なるほどね〜、僕は禿頭だからなあ」
VDM(Vie de Merde)より
コメント 0