30ユーロで晩ご飯175 [お料理実践編]
月曜日は恒例の節約晩ご飯シリーズ。
30ユーロ以内で、4人分の晩ご飯をフルメニュー(前菜+メイン+デザート)で作ってもらいます。
今回は、南仏のスパ・リゾート施設のレストランでシェフを務める料理人が挑戦してくれます。
お題はタルト。前菜からデーザートまでタルトでお願いします。
ではスタート。
下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2022年5月21日に放送)▷がない場合は→こちらをクリック
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
プロヴァンスの春らしいこの風景。こちらがチャレンジャーの料理人クリストフさん。早速30ユーロを渡して材料を揃えていただきましょう。
まずやってきたのは魚屋さん。前菜用にイワシを購入。これが3ユーロで残りが27ユーロ。
どうやら前菜はピサラディエールになるようです。となるとオリーブも必要になります。こちらの店で調達。これが1ユーロで残りは26ユーロ。
次はメイン料理用にチーズとひよこ豆の粉と玉子を購入。これが合計で5.20ユーロ。残りは20.80ユーロ。
さらに八百屋さんで、アスバラガス、玉ねぎ、レモンを購入。これが全部で8ユーロ、残りは12.80ユーロ。
市場をうろうろしていると、ちょうど良さそうな蜂蜜があったのでついでに購入。これが5ユーロ。残りは7.80ユーロ。
最後はこちらのお店でデザート用にイチゴを購入。これが7ユーロで、わずかに0.80ユーロが残りセーフ。
では厨房で調理の開始!
まずは前菜のピサラディエール。
玉ねぎをスライスしたら浅い鍋でカラメル状になるまで炒めます。焼いたパイ生地に玉ねぎをのせます。そこに三枚におろしたイワシとオリーブをのせて、160℃のオーブンに5分ほど入れます。最後にハーブを散らして出来上がり。
次はメインのアスパラガスとパニスのガレット。
パニス(Panisse)とは、ひよこ豆の粉で作った少し厚めのタルト。アスパラガスは蒸して切っておきます。ビネグレットソースにはあの蜂蜜を加えてよく混ぜ合わせます。そこにチーズのブルスとオリーブ油を加えて更によく混ぜ合わせクリーム状にします。フライパンで焼いて作ったパニスに、クリームとアスパラガスをのせます。なんと仕上がりはこうなりました。美しい!
最後はデザート。
レモン汁を混ぜたカスタードクリームを作ります。次にバターたっぷりの生地でクランブルを作ります。水と砂糖でシロップを作ったらメレンゲと混ぜ合わせます。これらを器に盛り付けていきます。一番下にクランブル、次にカスタードクリームとイチゴ、一番上にシロップ入のメレンゲを絞り出しライムをおろして散らします。どうやらメレンゲはバーナーで焦がすらしい。
ではお庭のテーブルでいただきましょう。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、うちの奥さん、タルト・タタンを作ろうとしてリンゴをまっ黒焦げにしてしまった。テレビを見ながら作るからそういうことになる。しかも料理番組を・・・」
VDM(Vie de Merde)より
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