ミリヤール [フランスのお菓子]
フランスの国民議会は面白いことになってきたような・・・。
大方の予想が外れて与党は過半数にあと44議席足りなかった。
よく見たら元首相エドゥアール・フィリップはHorizonsという独自の党を作っていて26議席を獲得。もちろん与党と連合して選挙を戦った。
しかし、選挙前に、親分のマクロンとゴタゴタしていたような記事がどこかに出てたっけ。
与党も野党も選挙対策で、異なる党が一つのグループを作って戦った結果がこれだから、この先分裂やら統合やら起こるんじゃなかろうか。
それはさておき、本日はこの時期になると必ず登場するお菓子のお話。
下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2022年6月20日に放送)▷がない場合は→こちらをクリック
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昨日からこの有様で、該当動画の画面ではないものが出てくるようになってしまいました。そのうち先方で修正されるのではないかと思います。
大皿にのって出てきたのがサクランボの焼き菓子クラフティー、ではなく、オーヴェルニュ地方ではミヤール(millard)またはミリヤール(milliard)と呼ぶそうです。
「皆、もっと食べたい!となるんですよ」と男性。
因みにミリヤールは10億という意味。お菓子の名前とどんなつながりがあるのかは不明。
作り方を教わる前に、まずはサクランボを収穫しましょう。ハシゴとカゴを持って庭の桜の木に向かいます。
おお、真紅の大きめの実がなってました。今年は春先の霜がなかったため順調に育ったそうです。
「私が小さい頃は、母や祖母がミヤールを作ってくれました。今は私が作る番です」とエメーさん。
では台所に戻って作り方を教えてもらいましょう!
収穫したサクランボを水でよく洗います。それにしても数が多いですね。一つ作るのにこれだけのサクランボを使うようです。
その他の材料は、玉子3個、牛乳、ブラウンシュガー70g、小麦粉150g。これらをよく混ぜて生地を作ります。
「機械じゃなく人力です。いい運動になりますよ」
ボールに入れたサクランボに小麦粉をまぶします。こうしておくとお菓子の厚みが一定に保てるとか。
耐熱皿に移し生地を流し込みます。これを180℃のオーブンに40分入れて焼きます。
美味しそうですねえ〜。毎年これを見るたびに食べたくなってしまいます。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、市場のスタンドでお店を出している。女性客がやってきてサクランボを一つだけ買いたいという。まるで貯蓄銀行のCMのよういだ。まずは小さな一歩から、ってことですか・・・」
VDM(Vie de Merde)より
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